スマートフォンが一般的になってきましたが、スマートフォンって画面が1つしかないですよね?
「何言ってんだこいつ」
その反応が正しいとは思いますが、今回はそんな常識を覆す「裏表どちらも画面」のスマートフォンをご紹介します!
スマートフォンに画面は複数必要?
必要かと言われればロマンだと答えるしかないですね!
正直必要ではないので消費電力を増やすだけですし、制御も難しくなるのでユーザーにも開発者にも面倒くさい存在となる気がしますね。
過去にも画面を2つ搭載したスマートフォンとしては国内でMEDIAS Wが販売されていますが、オタクが買ったのみで一般の人存在すら知らない人が多いかと思います。
国外でも画面を2つ積んだスマートフォンは数機種発売されていますが、どれもマイナーな機種となっています。
でもYotaPhoneは少しコンセプトが違う
画面を2つ搭載したスマートフォンであるMEDIAS Wのコンセプトとしては「スマートフォンでありつつタブレットのような大画面に変形できる」というコンセプトが強く感じられました。
その為、液晶画面を2つ搭載し、2つの液晶をまたがって1つの画面を表示することもできました。
そんなMEDIAS Wと今回紹介するYotPhoneがコンセプトが違ってきます。
YotaPhoneはメインとサブという風に割り切って使うことを前提にしています。
メインとサブってどういうこと?というのはあとで書きます。
YotaPhone 2
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クーポン:YOTAP
クーポン適応後の価格:130.99ドル
期限:2016/10/30まで
GearBestさんよりご提供頂きました。
外観
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スペック
メーカー | Yota Devices |
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モデル | YD206 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 801 MSM8974PRO-AA(4コア 2.26GHz) |
RAM | 2GB |
ROM | 32GB |
OS | Android 4.4.3 |
ディスプレイ | フロント:5インチ 1920x1080px 442ppi Super AMOLEDディスプレイ バック:4.7インチ 960x540px E-ink 電子ペーパー |
カメラ | バックカメラ:800万画素 インカメラ:210万画素 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.0 |
対応バンド | 2G:GSM 850/900/1800/1900 3G:WCDMA 850/900/1900/2100 4G:FDD-LTE 1800(3)/2100(1) TD-LTE 2500(41) |
バッテリー容量 | 2500mAh |
重量 | 145g(実測 145g) |
GPS | A-GPS,GLONASS,GPS |
SIMサイズ | nanoSIM |
MicroSD | 非対応 |
その他 | Qi搭載、NFC搭載、VoLTE対応?(要検証)、FMラジオ |
ロシア製のスマートフォンなのでGPSの欄にGLONASSの文字があります。
LTEバンドは日本国内では少し不安なカバー率ですが、屋外での利用は全く問題ありません。
屋内ではアンテナピクトが1~2本になったり、3Gに落ちたりすることが多く快適とは言いにくいです。
(使用回線 IIJmio ファミリーシェアプラン データ専用 nanoSIM)
メインとサブの2画面
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このYotaPhone 2はメインとサブの2枚のディスプレイを搭載しています。
メインとして通常の液晶画面、サブとして電子ペーパーを搭載し、メイン画面で通常のAndroidスマートフォンとして使い、サブ画面はよく使う情報を表示させて使用するという使い分けができるようになっています。
電子ペーパーの魅力
電子ペーパーは最近話題となっている新しい方式のディスプレイです。
1970年代に開発され、現在ではE ink(イーインク)社が開発した方式が主に用いられています。
紙を電気化した物と感じで、「紙の長所とされる視認性や携帯性を保った表示媒体のうち、表示内容を電気的に書き換えられるものをいう。」という風に定義されいます。
※カギ括弧内は電子ペーパー – Wikipediaより引用。
印刷物の様に見えるけど電気的に表示を変えることができるディスプレイを指します。
利用されている身近な製品としてはAmazon Kindleシリーズや楽天 Koboシリーズなどがあります。
もちろん背面もタッチ対応
もちろんですが背面もタッチ対応でタッチ操作が可能です。
背面にも画面ロックがあり、画面がロックされている状態の時はタッチ操作は効きませんので、持っていると勝手に背面が動くということはありません。
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ロックの解除には背面の画面下中央の南京錠マークを上にスライドするか、背面を上に向けて持った状態で電源ボタンを押すとロックを解除できます。
ロック解除後に画面下中央の紙を重ねたようなマークをタップするとYotaCoverとYotaPanelを切り替えれます。
※YotaCoverとYotaPanelは下で説明しています。
サブディスプレイの活用方法
メインディスプレイで動いているのは普通のAndroidなのですが、サブディスプレイはAndroidとは別のシステムで動いています。
その為できることはAndroidよりも制限されますが、結構できることは多いです。
YotaCover
YotaCoverはYotaPhone独自機能の壁紙表示の機能です。
特に特別なことはなく、背面の電子ペーパーに壁紙を表示するだけの機能となります。
これが結構良いんですよね!
好きな写真やイラストをYotaPhone 2のカバーのように使えるのでオタク特有の「嫁が変わるたびにケースを買い換える」という行為をしなくても良くなります!
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YotaPanel
YotaPanelは背面の電子ペーパーに情報を表示することができる機能です。
時計や、天気情報、今日の予定などを表示することができます。
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YotaMirror
このYotaPhone 2では電子ペーパー側でAndroidを動かすことも出来ます。
レスポンスは良くないので操作性は微妙ですが、ネタ的には中々面白いです。
コントラストが調節されるのか白っぽく描写されるのでAndroidを背面にミラーリングしてKindleアプリで電子書籍を読むのは厳しいです。
背面に前面のスクリーンショットを表示
前面のスクリーンショットが取得されて背面に表示されます。
路線図や地図などの特に動かす必要のないものを見る際に便利です。
電子ペーパー側はほぼ電気を使わずに表示できるので電池持ちが良くなります。
その他の機能
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YotaEnergy
YotaEnergyはYotaPhone 2独自の省電力機能です。
Android自体は日本語設定することで日本語で利用できますが、YotaPhone独自の機能のメニューは日本語されませんので少しわかりにくいですが、大体わかりますね。
私はYotaEnergyをSONYのXperiaのスタミナモードの様に使いたいので制限項目は必要最低限にしました。
設定→YotaEnergyから設定可能です。
カメラ
カメラの性能は特段いいということもなく、Nexus5と同程度かなという印象を受けました。
またフレア?ゴースト?が結構酷いので暗闇での撮影は厳しいです。
あくまでもSNSに投稿する程度のレベルだと考えたほうが良いですね。
※今回はサンプルが少ないです
ケースや保護フィルムがほぼない
国内でケースや保護フィルムを売っているサイトを探してみましたが、Amazonで少し取り扱っているくらいでアクセサリーはないものだと思ったほうが良いですね。
前面、背面どちらもディスプレイなのでケースを作るのは難しいのかも知れません。
ケースや保護フィルムがないのでなるべく落とさないように使うほうが良いでしょう。
私は以前にトバログさんより頂いたiガラコを塗っておきました。
気休め程度にしかなりませんが、フィルムがないので仕方ないですね・・・
Android 5.0へのアップデートが可能?
YotaPhone 2のYD201というロシア国内向けモデルのみにAndroid 5.0アップデートが配信されています。
残念ながらこのアップデートをYD206に適応するとYD206の強みであるLTEの2100MHz(B1)が使用不可になってしまいます。
(ベースバンドをYD201仕様に変更してしまうため)
LTEの2100MHz(B1)を維持したままアップデートすることも出来るそうなのでまた試してみたいと思います。
まとめ
ロマンの詰まったスマートフォン
Nexus5のスペックにロマンを詰め込んだようなスマートフォンだと感じました。
多少の改良が入っていますが、Androidはほぼ純正のままで、使い心地はNexus5に非常によく似ています。
背面の電子ペーパーは意外と便利なので実用性もある程度はあるかと思います。
たったの15000円程度
発売当時からこの端末は知っていたのですが、現在となってはスペックも控えめなのでかなりお値段が下がっています。
提供して頂いたGearBestさんでは日本円にして15000円程度で購入可能ですので是非覗いてみてください。
今回はここまでです。
ではまた!
クーポン入力で9ドル(約900円)ほど安くなりますのでご購入ご検討の方は是非ご利用ください。
クーポン:YOTAP
クーポン適応後の価格:130.99ドル
期限:2016/10/30まで
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