すぐに通信制限を受けてしまう人ができていない通信量節約術のご紹介!

Android全般
スポンサードリンク

2016年バージョンを公開しました
http://tomokin-gadget.com/?p=5066


どうもtomokinです
以前から気にはなっていたのですが、周りの人達が通信制限をよく受けるんですよね・・・

自分は通信制限を気にすることなく使ってるのに通信制限を受けないのになぜ気にして使ってる人の方が通信制限を受けるのか・・・

と考えると気にするだけで対策できないと思うんですよね

ということで記事にまとめてみたいと思います

では行ってみましょう

今回は非常に長い記事となっています
結論だけ見たい人は「2. 具体的な対処方法」からご覧ください

1. 通信制限について

そもそも通信制限が何故あるのか、その理由や仕組みから解説していきます

通信制限の理由

より多くの人に快適に使ってもらうために・・・

通信制限が存在する理由の1つです
簡単な話同じ金額を払っているのにいっぱい使う人のせいで普通に使う人が快適に使えなくなるのは問題なので制限があります

キャリアの設備の問題

キャリア側から見ると一番困るユーザーは長く、断続的に回線を専有するユーザーです

つまりは長い時間を掛けてファイルをダウンロードしたりするユーザーがキャリア側から見ると非常に困るユーザーなのです

長い時間その1人のユーザーの為に通信機器に大きな負荷がかかることによってシステムが不安定になったり、基地局が止まってしまったりするとキャリア側からするとかなり迷惑です

通信機器は結構発熱するので排熱対策も大変なのです

通信の仕組みと通信制限

通信の仕組み

まずはユーザーが持っているスマートフォン等の通信機器から近くの基地局に繋がります
その後キャリアのサーバーを通ってインターネットに到達します
※実際はその間に色々な処理やサーバーを通りますがここでは簡単に説明しています

基地局

イメージとしてはこんな感じです

通信制限は基地局の処理能力が問題

基地局にはもちろんながら同時に処理できる限度があります
そのためその限度を超える様な通信がされているとシステムが不安定になったり、最悪の場合基地局が停止、通信不可になったります
そして基地局1台でカバーできる範囲というのも有ります

基地局2

例えばこんな基地局があるとしましょう

100GB/分のデータを扱える処理能力がある基地局があります
この基地局は同時に100人のユーザが使うことが出来ます

となると普通に割り算すると100GB÷100人=1GB/人
になりますね?

ですがここで1人が10GB/分、5人が2GB/分
使ったとします

100GB-{(10GBx1)+(2GBx5)}=80GB
つまり100人のうち6人で20%を使い、他の96人は80%しか使えないという事が起きます

その状態で1GB/人使うと16人の人は使用不可になります
また他の人が分けあって使っても0.83GBほどしか使えない計算になります

ちなみに全員同じ金額払っていますよ?

こう言ったことがあるので規制せざるを得ません

他にも理由はあるけどだいたいそんな感じ

他にも細々した理由は有りますが大体は通信機器の処理能力回線の専有が問題になります

そりゃこっちはお客様ではありますが、営業妨害をする人はお客様ではないですね?

なのでいっぱい使う人には通信規制を実施しています

LTEになってからいきなり通信制限とか言われても・・・

3Gの時代から通信制限はあります

皆さんはあまり知らないとは思いますが3Gの時代から通信制限はあります
最近になって通信制限が騒がれていますが、3Gの頃にも確かauだと5GB/月の通信制限が有りました

7. LTE対応スマートフォン、タブレット、及び「LTEフラット for DATA(m)」では、当月ご利用の通信量が合計で月間データ容量を超えた場合は、当月末まで通信速度を最大128kbpsに制限させていただきます。通信速度の制限は、翌月1日に順次解除いたします。

au公式サイト パケット通信:サポート情報(重要事項説明)より引用

これはよく知られているLTEの通信制限ですね

その少し下に

9. 「+WiMAX」搭載スマートフォン及びDATA08は、3G通信を利用した通信量が同月内で5GBを超えた場合、同月末まで3G通信を利用した通信速度を最大128kbpsに制限させていただきます。通信速度の制限は、翌月1日に順次解除させていただきます。

au公式サイト パケット通信:サポート情報(重要事項説明)より引用

と表記が有ります
なので3Gスマートフォンにも実は制限が有りました
※ここでは+WiMAX機種のみとありますが、当時ショップで聞いた時にはすべての3Gスマートフォンと聞きました

じゃあなんで3Gの頃は騒がれなかったの?

簡単な話、通信速度が遅かったからです

auでの話ですが一番早い3GサービスがWIN HIGH SPEEDというサービスです
これは下り9.2Mbps/上り5.5Mbpsで展開されていました

これをMB/sに換算すると1.15MB/s

これは理論上出せる速度であって実際には最高値は出ません
仮に80%の速度を出せたとしましょう

1.15×80%=0.92MB/s

計算しにくいので約1MB/sとしましょう

その状態で5GBを使い切るには・・・

5000MB÷1MB=5000秒

つまり5000秒ずっと通信し続ける必要があります
これは1日に3時間フルで通信し続けても27日間使い続けれます

まぁその頃はYouTube等を見る人も少なく、動画などの大容量コンテンツがあまりなかったのでせいぜいネットブラウジングくらいが使い道だったことも関係してきますが、通信速度が遅かったのでギリギリまで使うことは難しかったのです

ですが最近ではLTE等の高速モバイル通信サービスが提供されて、外でも家と変わらずインターネットが出来る時代になりました

なので7GB制限で合ってもすぐに超えてしまうのです・・・

速度規制の具体的な指標

これはキャリアによって異なりますが基本的な規制の指標を書きます

1GB/3日

これは近日3日間の通信量が1GBを超えた際の速度規制です
この規制は月末までではなく、1日ほどで解除されます
また速度は混雑時のみの規制となっています

7GB/月

これは契約によって異なりますが、少し前のフラット契約だとこの規制が適用されます
最近はかけ放題などでもっと多くしたり、少なくしたり出来ますね

この規制は月末まで続きます

2. 具体的な対処方法

Wi-Fi

Wi-Fiを使うことでLTEでの通信を避ける事が出来ます
家などWi-Fiが使える環境下ではできるだけWi-Fiを使うと通信制限を回避することが出来ます

無線LANルーターを使っている場合

家では無線LANを使いましょう!
俗にいうWi-Fiというやつですね
これはLTEとは違い、家の回線を無線で使っているのでLTE回線の通信量には含まれなくなります
家ではWi-Fiを使うことでLTEで使える容量を減らすことなく、動画等の大容量コンテンツが楽しめます

使い方も至って簡単でつなぐWi-Fiの名前(SSID)を選びパスワードを入力するだけです
パスワードがわからなければ管理してる人に聞きましょう!

固定回線があるけど無線LANルーターを使っていない方

ルーターを無線LAN対応の物に買い換えるのが得策です

使えるだけでいいのであればこれくらいのお値段からあります

 

家族で使うのであってもこのくらいのお値段で買うことが可能です

 

固定回線があるけど無線LANルーターを持ってなくて、事情で無線LANルーターは導入できない人

諸事情で無線LANルーターが使えない人も中には居ると思います
そんな人にはこれ


ホテル用とありますが家庭でも使えます

有線LANを無線LANに変換するアダプターと考えればいいです
有線しか使えない人でもこれを使うことで無線化出来ます

部屋が無線LANルーターから離れていてWi-Fiが繋がらない、繋がりにくい、遅い

部屋まで有線LANを引っ張ってきて部屋で無線化する方法であれば上で紹介したアクセスポイントを使えば可能です

部屋まで無線LANを引っ張ってくるのがめんどくさい人は中継器なども有ります

これを無線LANルーターの電波が届く場所に設置すると中継してエリアを拡張してくれます
設置も簡単でコンセントに挿すだけです

部屋に有線で繋がっているパソコンがある場合は


こういった製品を使うことで無線化することも可能です
ですがこれはパソコンの電源が入っている間しか使えないので少し不便かもしれないです

外で使うとき

外では基本的にWi-Fiが使えないので別に対策をする必要があります

【Android】OperaMaxを使う

OperaMaxというアプリを使うことでスマートフォンでされる通信のすべてを圧縮することが出来ます

Opera Max – データ管理

スポンサードリンク

使い方も非常に簡単でインストールして少し設定するだけです

これで解決!
と言いたいところですが、OperaMaxを使っていると正常に通信できない場合が有ります

自分が試した時はYouTube等の動画コンテンツが見れませんでした・・・

【Android/iOS】Google Chromeの圧縮機能

Google Chromeは標準でデータを圧縮して通信量を減らす機能があります

これも簡単で非常に効果のある対策です

Androidの場合

wpid-wp-1425013203242.png
メニューを表示

wpid-wp-1425013226561.png
設定を選択

wpid-wp-1425013241030.png
データ使用量を節約を選択

wpid-wp-1425013252786.png
右上のトグルをONにするだけです

iOSの場合

image
メニューから設定を選択

image
帯域幅を選択

image
データ使用量を節約を選択

image
右上のトグルをONにするだけです

※画像ではiPadを使っていますが、iPhoneでも同様の動作で可能です

【Android/iOS】3Gに切り替える

これは技術的解決にはなりませんが3Gに切り替えることでも効果が多少はあります

3Gに切り替えても実際通信される量は同じです
ですが3Gだと速度が遅くなります

なので例えばですがLTEで1時間あたり100ページのページを見れたとします
3Gの速度がLTEの半分だとしても1時間あたり50ページしか見れません

まぁ簡単に言うと節約(物理)ですね

ですが

YouTubeには結構効果があったりします

モバイル通信時Android版では自分で画質が選べますが、iOS版は自分で画質が選べません
iOSでは通信速度によって勝手に画質を変更する仕様となっています
そのため通信速度が遅ければ画質は下がり、早ければ画質が上がります

なので3Gだと画質が下がるため、通信量が少なくなるのです

またAndroidに関しても初期設定では自動調整になっているので初期設定のままであればこの方法が有効です

【Android/iOS】使わない時は機内モードに

これはバッテリー持ち向上にも貢献します

スマートフォンはユーザーが操作していない時にも勝手に通信しています
その通信を抑えるためのテクニックとなります

ですがこれは皆さん大好きLINEやTwitterなどの自動同期も出来なくなってしまうので長時間使わない際に使うのが良いかと思います

節約なんて無理!という人にはこれ

ならゴリ押しちゃいましょう

キャリアの通信制限が来ても2,600円ほど払えば通信可能容量が2GB復活します!
使う分だけ追加容量を買っちゃいましょう!

我慢はしたくはないけど7GBちょっと超えるくらいじゃ済まない人

なら無制限で使える回線を契約しちゃいましょう!

そんな夢の様な回線あるの?

あります!

ここではおすすめの回線を3種類紹介します

1. WiMAX2+

この3つの中では一番簡単に使うことが出来るかと思います
それ故にお値段は3つの中では高めです・・・

ですが安定性も一番高く、常に高速に通信したい方にはWiMAX2+をおすすめします

エリアはイマイチなのでお住まいの地域によっては使えない可能性があるので契約前にしっかり確認しておきましょう
サービスエリア|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+

場所よりますが自分の環境下ですは常に10Mbps近くを出しているため非常に安定した回線と言えるかと思います

現時点では制限はありません

ですが2015年4月から3GB/3日の制限が設けられます
7GB/月の制限はありません

支払金額としては月々4,500円程度です

過去のWiMAX2+に関する記事はこちら
WiMAX2+対応ルーター NAD11が届いた! その実力は・・・
Windowsタブレット(X89HD) と WiMAX2+ルーター(NAD11)を本格的に使ってみて

スポンサードリンク

高額キャッシュバックがあり、非常に魅力的なサービスも探せばありますので検討してみてはいかがでしょうか?

2. ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン

こちらはdocomoの回線を使用しているためdocomoの携帯が使える範囲で使用可能となります
こちらに関しては対応する端末が必要となっています

docomoの端末またはSIMフリーの端末が必要となります

こちらは完全に無制限ですが、速度の制限が有ります

他の回線は結構速いですがこの回線に関しては3Mbpsという速度制限が設けられています

目安としてはYouTubeの360pの動画が止まらなく見れる感じです
調子が良ければ720pも止まらずに見ることが出来ます

混雑時は速度が落ち込みますが、それでも1Mbps程は出ているので結構いい感じの回線では有ります

月々のお値段は2,980円です

ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン|ぷらら

過去のぷららモバイルLTEに関する記事はこちら
ぷららモバイルLTEの運用について

3. Y!Mobile モバイルルーター 305ZT

Y!Mobileが展開するモバイルルーターです

こちらには月7GB制限があります

ですが現在はキャンペーン中で契約から2年間、通信容量を追加するオプション料金が無料になります

それにより規制はされますが、その後通信容量を追加し続けることで実質無制限に通信可能となります

エリアも広く、通信もかなり安定してるのですが問題が・・・

混雑時のネットブラウジング等は問題ないのですが、YouTube等の動画閲覧には制限が掛けられているようです
そのため常にYouTubeを見続ける等は不可能なようです

さらに7GB規制後は追加容量を自動で補填することは出来ず、500MBごとに手作業で補填する必要が有ります

そんなに時間がかかることではありませんが、500MBごとにいちいち操作が必要なのは面倒くさいですね・・・

ですがたくさん使う人からするとかなり便利では有りますね

さらにこちらは少し特殊で契約の際に一括0円での契約だとかなり安くなります

月々約2,500円程度で運用できます

3. まとめ

調べれば自分に合った回線がきっと見つかる!

この記事では例として3つの回線を上げていましたが、他にもいろいろな回線が有りますのできっと自分に合った回線が見つかるはずです!
ちなみに自分は月3GBほどあれば十分足ります

意外にWi-Fiとかを使ってない人が多い!

クラスメイトなどにも聞いた見たのですが

Wi-FiよりもLTEの方が速いとか・・・
Wi-Fiつなぐのが面倒くさいとか・・・
設定が面倒くさいとか・・・

そういった理由で使って無い人が多いみたいです
Wi-Fiは多少無理しても整備した方がいいと思いますよ!

自分も最近家のルーターをBUFFALOの2.4GHz帯のみ対応の安いルーターから5GHz対応でacにも対応しているPA-WG1800HPに変えてから快適になりましたね
※ちなみに回線は下り160Mbps契約のCATV回線です

文句をいうだけでなく行動してみましょう!

制限に文句をいう暇があるなら自分で対策しましょう!
アプリで出来る簡単な対策からWi-Fi等の長持ちするような対策までいろいろありますので是非試してみてください!


今回はここまでです
ではまた

2016年バージョンを公開しました
http://tomokin-gadget.com/?p=5066

スポンサードリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました