皆さん、おでんは好きですか?
肉じゃが、カレー、シチュー等の煮込み料理は今も昔も人気がありますよね!
好きな人も多いはずです。
今回は、そんな煮込み料理をより簡単に作ることが出来る、魔法の調理器具のご紹介です!
煮込み料理の大変さ
日本では大昔からダシというものを使い、様々な料理が作られてきました。
ダシを入れておけばOKって感じもしますね!
そんなダシ文化の日本では定番の「煮込み料理」。
好きな人も多いと思うのですが、煮込み料理は結構手間がかかっているって知っていましたか?
材料を切って、味付けして・・・とここまでは大体の料理と変わらないのですが、煮込み料理はさらに煮込む手間が掛かっています。
「煮込む」と言っても鍋を火にかけて放置すればいいわけもなく、吹きこぼれないように定期的に様子を見たり、焦げ付かないようにかき混ぜ続けたりと結構面倒なんですよね・・・。
ですが煮込み料理は、煮込む時間が長ければ長いほど美味しくなる傾向にあるのも事実なのです。
具材がトロトロになったカレーとか最高じゃないですか?
でも面倒くさい・・・。
そんなわがままを叶えてくれる調理器具こそが「シャトルシェフ」です!
サーモス シャトルシェフ
今回紹介する調理器具は、水筒やタンブラーで有名なサーモスが発売するちょっと変わった鍋「シャトルシェフ」です。
鍋にしてはデカ目の箱に入っています。
シャトルシェフには容量のバリエーションがいくつかありますが、今回は4.3Lバージョンを選びました。
普段作る量は、自分と彼女さんの分で2人分なのですが、数日分一気に作ったほうが楽なので容量が大きめのものを選びました。
シャトルシェフの仕組みとしては、鍋を専用の保温容器に入れることで長時間高温を維持するというものですね。
ペットボトルを保温用のペットボトルホルダーに入れるのと原理自体は変わりません。
難しい使い方は必要なく、鍋で好きな料理をいつも通りに作り、ある程度加熱したあとに保温容器に入れるだけです。
オレンジなのは保温容器ですね。
この中に鍋が入っています。
中に入っている鍋です。
鍋自体には特に仕掛けもなく、普通の鍋ですね。
フッ素加工されているので、汚れが取れやすかったりと手入れは楽じゃないでしょうか?
料理をある程度煮込んだら、あとは保温容器に鍋を入れて上から蓋をするだけです。
実際に使ってみる
晩ごはん
具入れすぎたカレー pic.twitter.com/Q9J2zGOyHD— tomokin966 (@tomokin966) 2018年9月8日
購入してから何度もカレーやシチュー、肉じゃがと言った料理を作っているのですが、かなり楽ですね!
昼過ぎくらいから適当に煮込むだけで具材がトロトロのカレーや、味が中心まで染みたおでんが作れます。
私の場合は、晩御飯の仕込みをして保温容器に入れている間にブログを書いたり、動画編集したりと晩御飯を用意しつつ作業を進めていますね。
普通の鍋だと煮込んでいる間は火を点けておく必要があるので、長時間目を離すのはもちろん、外出も出来ないですが、シャトルシェフであれば外出もOKです。
一番面倒なのが材料を買いにスーパーに行くことくらいですかね・・・。
保温性能は?
シャトルシェフすごい
3時間半前に温めたカレーがまだこの温度 pic.twitter.com/IHlWlZFM7y— tomokin966 (@tomokin966) 2018年11月6日
上の画像は、一度沸騰させたカレーを保温容器に入れて3時間半後に取り出した時の温度の写真です。
鍋の表面温度が81.4度と、素手で触ればやけどするほどの温度を保っていました。
非接触温度計を使っているので、正確な温度ではないかも知れないですが、それを考慮しても十分な保温能力じゃないでしょうか?
基本的に、保温容器に入れてから2時間程度は80度を切ることが無いので、普通に煮込むだけあれば一度沸騰させた後は保温容器に入れるだけでOKです。
長時間煮込みたい場合は、気温にもよりますが2時間に1度くらい取り出して再加熱してあげるとちょうどよいと思います。
公式サイトのレシピが充実している
サーモスは公式ホームページでシャトルシェフを使ったレシピを公開しています。
その数、なんと589件!
ジャンルは和洋中問わず・・・というか、そんなものまで作れるの?と目を疑うものも結構あります。
レシピの検索機能も充実しており、ジャンルでの絞り込みはもちろん、材料などのキーワードで絞り込むことも出来ます。
サーモスといえば保温タンブラーや水筒のイメージだったので、シャトルシェフのレシピ検索がこんなに充実しているとは思っていませんでした。
クックパッドで「シャトルシェフ」と検索
公式サイトだけではなく、クックパッドにも多くのレシピが乗っているので、作り方で迷うことは無いですね。
公式サイトのレシピと合わせると、その数1000件超え!
被っているものももちろんありますが、1年間毎日違うものを作り続けることもできそうですね。
おすすめレシピ
実際に作ってみて美味しかったおすすめのレシピをご紹介します。
温泉卵 | シャトルシェフレシピ | レシピ | サーモス 魔法びんのパイオニア
温泉卵って温度管理が面倒なのですが、シャトルシェフならほぼ手放しで出来ます。
温度計は必要ですが、70度のお湯に卵を入れて50分放置するだけで温泉卵の完成です。
料理に乗せるのはもちろん、そのまま食べても最高ですね。
ポークカレー | シャトルシェフレシピ | レシピ | サーモス 魔法びんのパイオニア
ベターですが、カレーも最高ですね。
私が作った時は、豚肉と牛肉の両方を入れて煮込んで作りましたが、牛肉は姿を消し、豚肉は口の中でホロホロになるカレーが作れました。
1日目に10時間煮込み、2日目に8時間ほど煮込んだので2日目の夜には18時間煮込みカレーを食べることが出来ました。
節約効果をザックリ計算してみた
今まで楽に調理できるというところばかり紹介してきましたが、火にかける時間が減るのでガス代の節約も期待できます。
東京でのガス代を元に雑にザックリ計算してみると・・・
調理中に使う時間が15分、その後10時間煮込むという想定で計算していきます。
ガス代はこちらのサイトを参考にしました。
強火、中火、弱火で1h当たりのガス代の目安の表と、今回の状況を照らし合わせておおよそのガス代を出していきましょう。
シャトルシェフがない場合
調理に強火15分、その後弱火で10時間を使った場合のガス代は・・・
強火(15分):37円 ÷ 4 = 9.25円
弱火(10時間):5円 × 10 = 50円
合計:59.25円
となります。
たかが60円と言われればそのとおりですが、火にかけている10時間の間は定期的に様子を見る必要があったり、外出は控える必要があることを考えると結構な重労働ですね。
シャトルシェフがある場合
調理に強火15分、その後2時間ごとに中火5分で再加熱を行った場合のガス代は・・・
強火(15分):37円 ÷ 4 = 9.25円
中火(5分×5回):(21円 ÷ 15) × 5 = 7円
合計:16.25円
となります。
さらに、煮込んでいる10時間の間はほぼ放置でOKというところも楽でいいですよね!
シャトルシェフを使うとガス代が72%も節約できる!
シャトルシェフなしの時と比較すると43円の節約、約72%の節約になります。
72%OFFってやばくないですか?
ネットでそんな割引率見たら詐欺かな?と疑うレベルだと思います。
ザックリとした適当な計算なので多少の誤差はあると思いますが、それを考慮しても十分な節約効果だと思います。
こんな使い方もアリかも?
我が家にはカセットコンロが無いので、鍋をする時やしゃぶしゃぶをする時にシャトルシェフを使っています。
保温容器があるおかげで、普通に鍋ごとテーブルに置くよりも長い時間高温を維持できます。
一度沸騰させた後、保温容器に入れてテーブルに置き、そこに肉を入れてしゃぶしゃぶすることもできます。
火を使わないので、子供やペットが居る環境でも使いやすいんじゃないでしょうか?
プレゼントにも最適!
進学祝い、就職祝い、結婚祝い、出産祝いなど日本では祝い事が結構あります。
そういう時はお金を渡すこともありますが、プレゼントを渡すこともあると思います。
どちらが良いかはともかく、そういうプレゼントって選ぶの難しくないですか?
高すぎないもので、役に立つもので・・・といろいろ考えていると中々決まりませんよね。
結局、タオルや洗剤など無難なものになると思います。
そんな時に「シャトルシェフ」どうでしょうか?
値段的にも1万円を超えない程度で、プレゼントしやすい金額ですし、料理をする人であればもらって嬉しいものだと思います。
サイズいろいろ、自分に合った物を選べる
サイズのバリエーションも結構多く、2人用、3~5人用、4~6人用、7人用など複数のサイズがあります。
上で紹介している2.8Lタイプの他にも・・・
一人暮らしにちょうどいいかも?1.6Lタイプ。
少し大きめの3Lタイプ。
大きめの4.3Lタイプ。
もう少し大きめの4.5Lタイプ。
大家族向けの8Lタイプ。
などなど・・・サイズのバリエーションが結構あります。
サイズが小さければ安いということもなく、サイズが小さくても高い場合もあるので、自分の欲しいサイズの前後のサイズの価格も確認して購入することをオススメします。
可愛いカラバリもあるので、同じ容量でも他の色が無いか確認すると幸せになれるかも知れません。
おすすめの容量
今回は4.3Lタイプを購入しましたが、カレーを作った時は2人で1日目の夜ご飯、2日目の昼ご飯、夜ご飯まで食べることができました。
1日分だけ作りたい人は人数分の容量を、2日分ぐらい作りたい人は人数の2倍~3倍の容量のものを購入するとちょうどいいと思います。
まとめ
正直高いけど、すぐペイできる
シャトルシェフは安いモデルでも8000円近くと結構高価な鍋ですが、すぐにペイ出来ると思います。
上でも計算しましたが10時間煮込むと43円節約できるので、2.8Lサイズのシャトルシェフ(約7500円)であれば、174.4回煮込み料理を作ればペイできます。
174.4回って聞くと結構使わないとペイできないと思うかも知れませんが、毎日使えば半年ですし、そもそもシャトルシェフは一度購入すれば数年間は使えるので買って損はないと思います。
実家で使っているシャトルシェフは10年以上経っていますが、まだまだ現役です。
10年は使えるとして1年あたり750円、1ヶ月あたり62.5円、1日あたり2円、1時間あたり0.08円なので実質タダと言っても過言ではないですね。
自炊する人なら損はしない
自炊する人であれば、買っても損しないと思います。
「買って損しないものを売って食う飯はうまいか?」とサーモスに言いたいところですが、そりゃ美味しいでしょうし、買った方もシャトルシェフで美味しい飯が作れるので控えめに言って最高です。
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