画面があるだけでこんなに違う!Google Nest Hub レビュー

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Googleアシスタント使っていますか?

GoogleアシスタントはGoogleが開発したAIアシスタントで、世界中でサービスを展開している。

Googleアシスタント搭載端末台数は世界中で10億台を超えたとも言われており、AIアシスタントの代名詞とも言えると思います。

そんなGoogleアシスタント搭載のスマートスピーカーシリーズがGoogle Homeシリーズです。

今回はそんなGoogle Homeシリーズの国内最上位モデル「Google Nest Hub」のレビューです。

Google Home Hubがついに上陸!

Google Homeの最上位モデルである「Google Nest Hub」ですが、もとは「Google Home Hub」という名前で2018年10月より販売されていました。

そしてついに2019年6月に「Google Nest Hub」に名前を変えて日本にも投入が決定しました!

ちなみに「Google Home Hub」から「Google Nest Hub」へと名前が変更された理由はNest社がGoogleに買収され、ブランドが統合されるからです。

Google HomeシリーズはGoogle Nestシリーズへと名前が変わりますが、ハードなどに特に変更はないようです。

外観

Googleらしいシンプルな外箱。

内容物

説明書らしい説明書はこれだけ。

開けたときからなんかちょっと汚れてました。
擦ったら取れたので気にしていませんが、他の人もそうなのかな?

背面にはアダプター差込口とスイッチしかない。

画面背面上のスイッチはミュートスイッチ。

画面右背面にはボリュームボタン。

底面はゴムっぽい滑り止め素材で安定感は抜群。

セットアップもより簡単に

画面が付いたことでセットアップもより簡単になったかと思います。

そもそもGoogle HomeシリーズはGoogle Homeアプリをスマホにインストールして、近くでGoogle Homeシリーズの電源を入れるだけで簡単にセットアップできますが、画面が付いたことでセットアップ方法がより視覚的になりました。

Google HomeアプリをインストールするためのQRコードなんかも表示されるので、スマホを使っている人なら迷うことは少ないかと思います。

おじいちゃん・おばあちゃん世代の高齢者には厳しいかも知れないですが、お母さん・お父さん世代であれば開封して自分でセットアップすることもできそうです。

声だけでYouTubeをブラウジング

動画を検索することもできる

画面が付いたことで動画などの視覚的なコンテンツも楽しめるようになったのがGoogle Nest Hubの特徴の1つですが、その代表とも言えるのがYouTubeへの対応でしょう。

「YouTubeで〇〇の動画を検索して」と言うと動画の検索結果を出してくれます。
その後「○番目の動画を再生して」と言うと動画を再生できるので、完全にハンズフリーでYouTubeのブラウジングができちゃうんですよね。

試しにキッチンで使ってみたのですが、動画を適当に漁りながら料理が出来るのはかなり便利でした。

Spotifyで音楽を再生することもできますが、Spotifyで再生できる音楽は有名アーティストの曲ばかりで、VTuberのオリジナル曲や、歌ってみた系の動画、MADなどの暇つぶしに聞きたい曲ってSpotifyにはないんですよね。

そういったちょっとニッチな曲を流し聞きするのに便利な機能なので、毎日YouTubeを見ている人にとっては買いなデバイスかも知れません。

YouTubeを見るには少し画面が小さいのが難点ですが、そこは使い分けですかね。

しっかりと腰を据えてみたい動画はパソコンやタブレットなどの大画面で、ながら観したい動画はGoogle Nest Hubでって感じで使い分けると良いかも知れません。

タイマーが見えるのも地味に嬉しい

タイマーが視覚的にわかりやすく見える

Google Homeシリーズでは声でタイマーをセットすることが出来るのですが、残り秒数は表示されないので後どれくらいかは声で聞くしかありませんでした。

タイマーと言ってもカップラーメンを作る時や料理の煮込み時間なんかをタイマーとしてセットするだけなので、そんなに頻繁に残り時間を確認する必要はないですが、残り時間が見えて不便なことはありません。

複数のタイマーを使うときは、どっちがどっちのタイマーか視覚的にわかるので楽ですね。

今までは「5分のタイマーをセットした直後に3分のタイマーをセットしたから、先に鳴ったのは3分のタイマーで・・・」という感じで考えればわかることではありましたが、ひと目で分かるのであればその方が断然便利です。

いい感じの写真を表示してくれる

うまい肉の写真を勝手にいい感じに表示してくれる

Googleフォトと連携することでフォトフレームとしても使えるのですが、放ったらかしでもいい感じに写真を表示してくれるのも流石ですね!

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Googleフォトにアップロードされている写真からいい感じの写真を勝手に選んで表示してくれます。

筆者の場合は、Googleフォトにアップする写真と言えばスクリーンショットばかりで、風景やご飯の写真などはあまりないのですが、Google Nest Hubには風景やご飯といったいい感じの写真をチョイスしてくれます。

特に自分でお気に入り登録とかアルバム作成とかはしてないので、Googleが勝手に写真を選んでいます。

もちろん自分で作ったアルバムだけの表示や、特定の人物が写った写真だけを表示することも出来ますが、全自動でいい感じの写真を表示してくれるのはありがたい限りです。

音声以上の情報が画面に表示される

音声だけじゃわからない細かな情報も画面があるからこそ

Google HomeとGoogle Nest Hubに「今日の天気は?」と聞くとどちらも「今日の△△は最高気温〇〇℃、最低気温□□℃、曇り時々雨です。」みたいな感じで答えてくれますが、Google Nest Hubは音声以上の情報が表示されます。

1時間ごとの詳細な天気予報を画面に表示してくれるのです。

Google Homeが返答してくれた声の情報だけでも「今日は最高気温が高いな」「最低気温が低いから温度差があるな」「雨が降るかも知れないし、遠くに行くなら傘は必要かな?」などの情報は十分入っているので問題は全くありません。

ですが、画面があることでちょっとだけ便利に使うことが出来ます。
そのちょっとがGoogle Homeと変わらない値段で手に入ると考えれば安いものですよね!

リモコンいらず?

家電の操作もお手の物

Google Homeとスマートリモコンなどの周辺機器を合わせると家電を声で操作できるのですが、Google Nest Hubはタッチでも操作できるので、書斎など作業をメインとする場所に設置するのもいい感じですね!

我が家ではLiveSmartのスマートリモコンLS Miniをリビングと寝室で使っているのですが、家電の操作のほぼすべてをGoogle Homeで済ませています。

そんな我が家では、声とタッチの両方で操作できるのはかなり便利です。
ごろ寝しているときは声で操作し、近くにいるときはタッチで操作するという感じで使っています。

「全部声で操作すればよくね?」と言われればそうなんですが、近くにリモコンがあるならそっちを使ったほうが早くないですか?

そういうワガママを解決してくれるのがGoogle Nest Hubです。

寝るときは勝手に消灯

寝る時は画面が暗く

照度センサーを搭載しており、周りが暗くなると勝手に画面を暗くしてくれるので、ユーザーが意識すべき点はありません。

このあたりは当たり前と言われればそうかも知れないですが、こういうちょっとしたことの積み重ねって意外とストレスになるのではないでしょうか?

「画面をオフにする」という作業自体は大した労力ではないですが、毎日ともなると数十回、数百回は操作しないといけません。

こういう当たり前と思える機能でも、付いているのと付いていないのでは大違いではないでしょうか?

カメラ非搭載は少し残念

電話よりもメッセージングアプリが主流になり、連絡を取ると言えばメッセージングアプリでチャット・通話という人も多いのではないでしょうか?

筆者も様々なメッセージングアプリを使っているので、Google Nest Hubでチャットとか通話できれば・・・と思ったのですが、なかなかうまくいきませんでした。

Googleのビデオ通話アプリ「Duo」を使うことが出来ますが、Google Nest Hubにはカメラが付いていないので、音声通話のみ対応となっており、使い勝手もいまいち良くないのが現状です。

Google Nest Hubを両親や祖父母へのプレゼントして考えている人は、通話に関しては諦めたほうが良さそうです。

ちなみにGoogle Nest Hubが日本に投入されると発表されたGoogle I/O 2019ではNest Hubの上位モデルである「Google Nest Hub Max」が発表されましたが、Nest Hub Maxはカメラが搭載されています。

ですが、Nest Hub Maxは残念ながら日本では発売されないようなので、メッセージングアプリ目的では期待しないほうが良さそうですね・・・。

音質も結構良い感じ

Spotifyで音楽を流すのにもちょうどいい

日本で発売されているGoogle Homeシリーズの中であればGoogle Homeが一番音質が良いですが、Nest Hubも結構良い感じです。

SpotifyやYouTubeからちょっとBGMを流す程度であれば「Google Homeよりちょっと劣ってるかな?」ぐらいの感じでした。

外観を見ると後ろにスピーカーがついてそうに見えますが、実際はディスプレイから音が聞こえてくる感じなので、意外と音質は良い感じですね。

Amazon EchoのようにAUX出力が可能だとなお良いとは思うのですが、外部スピーカーを使わなくても十分な音質と音量なので、問題はなさそうです。

まとめ

スマートスピーカーと迷ってる人はとりあえずこっち

スマートスピーカーの値段も下がってきたし、そろそろ試しに買ってみようかな・・・と思っている人にこそおすすめしたいスマートディスプレイでした。

筆者のように各部屋にスマートスピーカーを置いている人は稀で、一般的な感覚だと1家に1台という感じじゃないでしょうか?

家に1台だけ買うとすれば気にするべきなのは、価格ではなく利便性やサービスの対応状況なのではないでしょうか?

声だけでも十分便利ですが、画面が付いている方が利便性は上がりますし、声だけでは利用できないスマートスピーカーならではのサービスも利用できます。

そういった意味でも最初から最上位モデルを買って欲しいと筆者は勝手に思ってしまいました。

Google Home Maxも欲しくなってきた

国内では最上位となるGoogle Nest Hubを導入した我が家ですが、画面が付いたことでSpotifyやYouTube Musicで音楽聞く機会が増えたので、Google Home Maxも欲しくなってきました。

輸入するというのも手ですが、長く使うものなので技適が付いた状態で合法的に使いたいですしね・・・

Nest Hub Maxも日本では発売されないみたいなので、悲しいです。

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