実際に使ってみる
本体内部にはUSB端子があるので、そこにモバイルバッテリーを接続することで動作します。
今回はかなり容量が大きめの10000mAhのバッテリーを接続しました。
公式サイトの情報によると「10000mAhのバッテリーで強モードで12時間稼働が可能」とのことなので、10000mAhもあれば1日中使えそうです。
バッテリーを接続して中のバッテリーポーチにバッテリーを入れたらチャックをして、準備は完了です。
スイッチを点けると、背面のファンから吸った空気が、ベルト部分に配置されたスリットから吹き出します。
ウェストポーチ型ですが、中は吸った空気の通り道となっているので、「バッテリー以外は入れないように」と説明書に書かれています。
物を収納できなくはないですが、容量としてはかなり小さく空気の通り道を考えると、スマホやICカードぐらいが限界だと思います。
消費電力は?
USB用のワットチェッカーを使って消費電力を調べてみました。
電源としてUSB PDでの出力可能な電源を使いましたが、電圧としては5.1V程度しか出なかったので、5V出力のモバイルバッテリーで十分使えます。
計測結果は以下のようになりました。
モード | 電圧 | 電流 |
弱 | 5.18V | 0.11A |
中 | 5.17V | 0.24A |
強 | 5.14V | 0.53A |
消費電力としては0.5W~2.5W程度とかなり省電力でした。
効果は?
実際に猛暑日に使ってみましたが、かなり快適でした。
クーラーの効いた屋内が一番ですが、猛暑日の外でもそれなりに快適に過ごすことができました。
シャツの中に入ってくる風自体は、外気温と変わらないので特別涼しいわけではないですが、ほんのりと汗ばんだところに風が当たるので、汗が蒸発する時に周囲の熱を奪う現象「気化熱」でかなり涼しく感じることができます。
クーラーの効いた室内に入ったときはむしろ寒く感じることもありました。
類似商品は数多くあるが・・・
ベルトやズボンに固定してシャツの中に空気を送り込むタイプのファンは、Amazonなどで「ベルトファン」と検索すれば数多く出てきます。
筆者はこういった製品もいくつか持っていますが、やはり気になるのは動作音です。
こういった製品はファンが小さかったり、シロッコファンと呼ばれる形状のファンを採用していたりと、どうしても回転数を上げないと十分な風量を得ることできません。
回転数を上げるとモーター自体の駆動音はもちろん、ファンの風切り音がかなり大きくなるので、車の通る大通りならまだしも車が通らないような細めの道でもうるさく感じます。
ですが、LOGOS ボディエアコンはファンが大きく、回転数が少なくても同じ風量を出すことができる上、ファンも下向きに配置されているので、類似製品よりも静かに感じました。
保冷剤を入れると更にいいかも?
これは通常の使い方から外れた使い方なので、自己責任でということになるのですが。
保冷剤を入れれば更に冷たい風を感じることができます。
実際に温度を測ってみた感じだと、保冷剤なしと比べて約5℃ほど冷たい風が出てきていました。
保冷剤は温度と持久力を考えてLOGOS 氷点下パックを使用しました。
表面温度が-16℃まで下がるという”保冷”というよりかは”冷却”するための保冷剤です。
一番小さなコンパクトサイズですが、猛暑日の数時間の外出では溶けませんでした。
夏は終わったけど、まだまだ暑い
夏は終わって涼しくなってきましたが、それでもまだまだ暑い日もあります。
特に力仕事や、外で仕事をしている人にとってはまだまだ暑く感じる日もあるでしょう。
そんな暑い時に手を塞ぐことなく、涼しくなれるLOGOS ボディエアコンはどうでしょうか?
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