皆さんはUMIDIGIというメーカーをご存知でしょうか?
中国の企業で、安価なスマートフォンやスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンなどを作っているメーカーです。
Amazonでもスマホを販売しており、「スマホ」と検索すれば上位に様々なモデルが表示されます。
今回はそんなUMIDIGIのミドルレンジスマホ「UMIDIGI A5 Pro」がどのぐらい使えるのかを皆さんにお伝えします!
約13,777円でスマホが買えてしまう衝撃
今回紹介する「UMIDIGI A5 Pro」はUMIDIGI製品の中ではミドルレンジに分類され、ミドルレンジの最上位モデルといった感じです。
ミドルレンジとはいえ13,777円でスマホが買えてしまうのは衝撃です。
でも安いとやっぱり気になるのはその性能・・・。
今回はUMIDIGIさんよりA5 Proを提供していただいたので、レビューしてきたいと思います。
提供していただきましたが、忖度・接待・ステマなどは一切抜きの本音レビューをしていきます。
UMIDIGI A5 Pro
外観
スペック表
CPU | MediaTek Helio P23 4xCortex-A53, 2.0GHz & 4xCortex-A53, 1.5GHz |
RAM | 4GB |
ストレージ | 32GB |
バッテリー容量 | 4150mAh |
本体サイズ | 156 x 75.9 x 8.2 mm 203g |
アウトカメラ | メイン 1600万画素 SONY IMX398 F1.8 超広角 800万画素 120度超広角 被写界深度測定用カメラ 500万画素 |
インカメラ | 1600万画素 F2.0 |
ディスプレイ | 6.3インチ(2280 x 1080) |
SIM | デュアルSIM対応 microSDと同時に使用可能 |
microSD | 最大256GBまで対応 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | 4.2 |
その他 | イヤホンジャック搭載 指紋認証センサー搭載 |
CPUはミドルレンジ向けのHelio P23を搭載しており、処理能力不足を感じる場面もありますが、RAMが4GB搭載されているので、マルチタスクに関してはそれなりに快適です。
ディスプレイ占有率が高いこともあり、6.3インチのディスプレイサイズでありながら、割とコンパクトに収まっているのもポイントです。
ゲームは正直厳しい
ゲームは正直「厳しい」というのが感想ですね。
ソーシャルゲームや2Dメインのゲームであれば問題なく動きますが、ガッツリ3Dを使ったゲームは動画もっさりする場面があったり、ロードが遅かったりと”快適”とは言い難い状況でした。
ゲームを快適にプレイしたいという人はもっと予算を出してiPhoneや他のAndroidスマホを買う方が幸せになれそうです。
どうしても予算を抑えたい人や、サブのスマホとしてネットブラウジング、SNSやソーシャルゲームなんか目的として使う人向けですね。
低価格ながらカメラはトリプル
13,777円という超低価格でありながらトリプルカメラを搭載し、ポートレートや超広角での撮影が可能です。
ここはシンプルに「価格の割にやるなぁ・・・」というのが感想です。
低価格でもカメラに遊べる機能があるのは嬉しい限りです。
メインカメラは以外と悪くない
メインカメラに関してはSONYのイメージセンサーを採用していることもあり、メインカメラでの写真は”割と悪くない”というイメージです。
ハイエンド機種で撮った写真と比べると見劣りしますが、単体で見ればかなりキレイだと感じます。
SNSにちょっとアップする程度であれば十二分な画質です。
超広角はおまけ
逆に超広角はおまけ程度の画質になってしまっています。
上のトーストの写真を見比べればわかりますが、全体的に色あせた感じになり、解像感もいまいちです。
ですが、下の写真のような広角ならではの写真を撮ることもできるので、一概にダメとは言えない感じかなと感じました。
無難に撮れるメインカメラとちょっと遊び心のある写真が撮れる超広角カメラの組み合わせといった感じです。
イヤホンジャックが意外と便利
イヤホンジャックが搭載されているので、有線イヤホンが使えるのも意外と便利です。
最近の流行りとしてはイヤホンジャックをなくしてワイヤレスや変換アダプターという感じですが、A5 Proならいつも使っている有線イヤホンを使えることが出来るのは意外と便利です。
音ゲーなんかはスペック的に厳しいですが、音楽プレイヤー兼SNS専用機と思えばイヤホンジャックが搭載されているのもプラスじゃないでしょうか?
アプリ更新時は激重
アプリの更新時にかなり激重になります。
アプリの更新をしながら何かをしようとするとガクガクで何もできませんでした。
SNSやブラウジングだけをするには十分なスペックを有していますが、バックグラウンドでなにかしながらだとかなり厳しいイメージです。
いつ何時でもサクサクじゃないと許せない!という人は3~4万円ほど出せばPixel 3aやHuawei P30 Liteなんかが買えるので、そちらを買ったほうが幸せになれるんじゃないでしょうか?
まとめ
1.5万程度で結構使える
結論としては1.5万円程度で買えるスマホとしては十分すぎるスペックと使い心地でした。
確かにハイエンド機種に比べると全体的なパフォーマンスやカメラ、その他諸々の粗が気になりますが、全ては値段で許せてしまいます。
快適に使えるメイン機としてA5 Proを買うとがっかりしますが、コスパの良いサブ機としてならありではないでしょうか?
ソシャゲのサブアカ用、寝室用、音楽用にもってこい
ライトな用途であれば問題なく使えるので、サブ端末としてなら選択肢に入るのではないでしょうか?
音楽プレイヤーが壊れたけど、買い直すのに数万かかってしまう・・・なんてときにサブのスマホ兼、音楽プレイヤーとして使うのも良い使い方かもしれないですね。
使い方次第ではなんとかメインで使えなくはないので、どうしてもお金が出せない学生さんにもおすすめできます。
コメント