ノイズキャンセリングでまるで別世界に飛ばされたかのように・・・
オーディオ老舗のBoseが手がけるQuietComfort 35のレビューです!
以前からこのブログでは様々なイヤホンやヘッドホン、スピーカーをご紹介しています。
ですが基本的に「お手軽な値段である程度の音質と機能」という製品が多かったです。
ですが、今回は定価3万円超えの製品をレビューする機会を頂きましたのでご紹介です!
レビュークラブ・ジャパン
ヨーロッパ発のレビュアー向けサイトである「レビュークラブ」が日本へ展開し、「レビュークラブ・ジャパン」としてレビュアーを募っています。
その日本展開の記念すべき1つ目のレビュープロジェクトがこのBose QuietComfort 35だったというわけです。
で私は日本で本格的にレビュークラブが活動を開始する前からご連絡を頂き、最初のプロジェクトであるBose QuietComfort 35のレビューに参加させていただきました。
レビュアー向けサイトってなに?
主にレビュアー向けに商品の提供、貸し出しを行い、レビューを書いてもらうというサイトになります。
レビュアーは実際に購入することなくレビューを書くことが出来ます。
「購入しないと良いレビューは書けない」という人もいるのでレビュアーサイトに関しては賛否両論なので、そういったサイトがあるというご紹介だけ・・・
ちなみにレビュークラブ・ジャパンさんは貸し出しという形を取っています。
Bose QuietComfort 35
今回はBoseさんよりレビュークラブ・ジャパンを通してご提供頂きました。
外観
外箱です。
若干Appleに似ている気もします。
筒状の外箱を取ると内箱が登場。
なんか白い粉みたいのが目立ちますが、これは元からです。
ちょっと残念ですね。
説明書類です。
様々な言語で書かれています。
説明書類の他にはハードケースで中身は以上です。
ハードケースを開くとヘッドホン本体が入っています。
まさかこんな形で入っているとは思ってなかったので少しびっくりしました。
ケースにはBoseのロゴが刻印された謎のプラスチックパーツが備え付けられています。
航空機向けのヘッドホン端子でした。
ケースにこのような形で収納できると無くすこともないでしょうし、考えられています。
ケースに付いているタグにもユーザーに親切な部分がありました。
収納時のヘッドホンのイラストが印字されています。
収納する際にもともとどうやって入っていたかわからなくなるのを防ぐことが出来ますね。
ハードケースのフタ側にはストレッチ素材で出来た小物入れも備え付けられています。
ヘッドホンの充電ケーブルやオーディオケーブルなどちょっとしたものなら入りそうですね。
折り畳んだ状態の本体です。
結構コンパクトになります。
開いた状態です。
ごくごく一般的なヘッドホンに見えますが、さっき折り畳まれた状態のヘッドホンと広げるとこうなります。
本体にはボリューム調節ボタンやインジケーターLEDやMicroUSB端子が搭載されています。
頭に当たる部分はクッション素材で長時間装着していても耳が痛くなったりはしません。
電源を入れると別世界へ
電源を入れるとそこは別世界です。
と言われてよくわからないと思うので説明していきます。
Bose QuietComfort 35ノイズキャンセリング機能を搭載しています。
ノイズキャンセリングが非常に強力で、電源をつけた瞬間に周りの音のボリュームが1段階か2段階くらい下がるような感覚に陥ります。
人が多い町中、ガタンゴトンと揺れる電車内、上司の眠い話を聞く会議室 など結構うるさい場面でもノイズキャンセリングのお陰でかなり快適に音楽を楽しむことが出来ます。
ノイズキャンセリング自体は珍しい技術ではありませんが、Bose QuietComfort 35のノイズキャンセリングは特に強力だと感じました。
Xperiaアンバサダーで何度もXperiaを借りて、”Xperia”+”SONYのノイズキャンセリングイヤホン”でノイズキャンセリングは何度も体感しているのですが、それ以上に静かになったように感じました。
Xperiaのノイズキャンセリングは外の音が篭っている様な感じになるノイズキャンセリングですが、Bose QuietComfort 35のノイズキャンセリングは篭っているという印象が全くありませんでした。
この辺は好みにも左右されるかと思いますが、私はBose QuietComfort 35のノイズキャンセリングの方が好みです。
無線でも有線でも
本体左側下部にはヘッドホンジャックも搭載されている。
Bose QuietComfort 35はBluetooth接続のヘッドホンですが、有線での接続にも対応しています。
接続には3.5mmヘッドホンジャックでヘッドホンと音楽プレイヤーを繋ぐだけで汎用性も高いです。
またオーディオ好きであればケーブルにこだわることもできそうですね。
NFCでさっと接続
本体左側にはNFCのロゴが!
NFCでかざすことで簡単にペアリングすることも出来ます。
NFC搭載で対応するスマートフォンであればかざすだけで簡単にペアリングが可能です。
そんなに頻繁にペアリングする機会はありませんが、少し面倒なペアリングを一瞬で済ますことが出来るので非常に良いですね。
ユーザーを選びません。
Bose Connectでさらに便利に!
[appbox googleplay com.bose.monet]
[appbox appstore 1046510029]
Bose製品向けのアプリであるBose Connectを使用することでBose QuietComfort 35を更に快適に使うことが出来ます。
また製品のアップデートなども出来るので、持っている方はぜひとも試してみてください。
電源をONにした時に流れる音声ガイドのON/OFFなども切り替えることが出来ます。
Bose QuietComfort 35は同時に2台まで接続可能。
ちなみに一番下は友達のiPhoneです。
iPhone5をプレイヤーとして使っているのですが、Redmi Note 4から曲送りなどが出来ます。
この機能は地味に便利。
肝心の音質は?
いろいろな便利機能や強力なノイズキャンセリングについて語ってきましたが、一番肝心な音質についてのお話です。
あくまでも主観なのでその点はご容赦を・・・
高音域
高音自体はしっかり出ている印象ですが、音は小さめです。
耳に刺さるような感じの不快な音ではないのでいい感じです。
中音域
かなり強めで、ボーカル域が強調されています。
ここは好みによりますが、解像度も高く感じるので聞いていて辛い様な音質ではありません。
低音域
低音もそこそこ強めです。
キレの良い低音で聞いていて心地よいです。
低音のせいで篭ったような音質もなっていないのも良いと思います。
音質の総評
個人的には満足。
やはり高級オーディオなだけあるなぁ・・・と感心しています。
ですがレビューなどを見ていると音質がイマイチとのレビューもあるので人を選ぶかと思います。
モバイルは一応出来る
たためば一応モバイル出来る大きさにはなりますが、展開すると結構大きいのでモバイルに適しているかと言われると微妙です。
バッテリーがないと使えなかったりするのでその辺りも普段有線イヤホンやヘッドホンを使っている人からすると面倒くさいかも知れません。
重さは実測で235gで意外と重いなと感じました。
ノイズキャンセリングはたまにおかしくなる
ノイズキャンセリング機能は非常に優秀なのですが、たまにおかしくなることがあります。
おかしくなるといっても壊れるわけではありませんが、ノイズキャンセリングがしばらく弱くなったり、急に「プツ」という音がなったりとたまに不調なときがあります。
と言っても一瞬なので使用には問題ありませんが、完成度が高いが故に少し気になる点です。
症状は特にトンネルに入る時など気圧の変化?が生じる時に発生するので、気圧の変化が激しいところではノイズキャンセリングが上手く動作しない可能性もあります。
まとめ
Boseはいいぞ
なにげにBose製品って初めてだったんですが、これは良い。
良い以外の言葉が出てこないくらいには良い。
Bose製品は価格が結構高めですが、その分質もかなり高いので満足しました。
特にBoseのノイズキャンセリング性能の高さには驚かされました。
ノイズキャンセリング搭載のイヤホンもあるそうなのでそっちも気になっていたり・・・
今回はここまでです。
ではまた!
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