今まで色々なBluetoothオーディオ機器を紹介してきましたが、どれも一長一短で音質、はずれにくさを両立するものはなかなかありませんでした。
今回は高音質で動いても外れにくい、無線のイヤホンをご紹介します!
Bluetoothイヤホンの傾向と特徴
スポーツイヤホン
どちらかと言えば音質は気にしてないタイプで、動いても抜けにくいという特徴がある。
またカラフルな色が多めで、カジュアルなイメージを受けます。
形状としてはイヤーピースが特徴的で耳に入れる部分だけでなく、耳の溝などにフィットするような突起が付いているのが特徴です。
お値段は高いのから安いのも様々。
高音質、多機能イヤホン
無線だから音質が悪いとは言わせないという感じのイヤホンですね。
他にもノイズキャンセリング機能を有してるモデルもあり、非常に高機能なイヤホンであることが多いです。
デザインはシックで落ち着いたデザインが多く、高級感があります。
また専用のケースが付いていることも多く、長期間使えます。
お値段は1万円前後くらいからしかなく、手軽とは言いづらいですね・・・
とりあえず聴こえればいいやろ的なイヤホン
コンセプトは間違っていないとは思いますがあまりにも音質がひどすぎるものもしばしば・・・
イヤホンなんて「音がなればそれで十分なんだよ!」と言われればそれ以上言い返せませんし、音質にこだわらなければ全然問題はありません。
デザインはカラフルなものが多い気がします。
その分お値段はだいぶ抑えめで、安いものであれば2000円以下で買えるものもあります。
SoundPEATS Q15
今回はスポーツイヤホンで取れにくいけど音質もそこそこいいイヤホンSoundPEATS Q15をご紹介します。
SoundPEATSさんよりご提供いただきました。
外観
外箱はシンプルで透かし?でSoundPEATSのロゴが入っています。
一見して何が入っているかわからないですが、それなりの高級感はあるように思います。
中にはハードケースと説明書が入っています。
ケースにはSoundPEATSのロゴが印字されています。
ケースの中には本体、充電用のMicroUSBケーブル、イヤーピースが入っています。
イヤホン部はアルミのような素材になっています。
白を貴重にしたデザインですっきりしていて、少し特徴的な形をしています。
イヤーピースは2サイズ、2種類あります。
山が1つのタイプと山が2つ重なったタイプでサイズが大小2種類となっています。
イヤーピースの他に突起の部分に関しても大小2種類の取り換えパーツがついています。
リモコン部はボリュームアップ、ボリュームダウン、再生一時停止ボタン、マイク、MicroUSB端子が搭載されています。
バッテリーも内蔵していて機関部はかなりすっきりしている印象を受けます。
地味に嬉しいのが服に固定するためのクリップが付属しているところです。
こういったBluetoothイヤホンは耳から抜けてそのまま落ちるということがあるのでこういったクリップが付属しているのは地味な部分ではありますが便利です。
ケースは結構容量があり、片方にはメッシュの仕切りが施されています。
イヤホンとMicroUSBケーブルを収納しても余裕なのでイヤーピースを持ち歩くこともできそうですね!
音質
低音域
非常にしっかりと出ているように思います。
篭った感じもせず、クリアな音質だと感じられました。
中音域
こちらも問題なしです。
歪んだ感じもなく、フラットな聴きやすい音質なっています。
高音域
高音域は若干厳しい感じの音を出していますが、価格帯にしてはかなりいい感じの音を出しています。
シャリシャリと耳に突き刺さる感じではなく、長時間聞いていても疲れにくいかと思います。
フィット感がすごくいい
フィット感がすごく良く、走ったりしても落ちないので非常に良いと感じました。
またイヤーピースも2つ山が重なったような形のものも用意しているのがいいですね!
耳の大きさや、好みに合わせて山が1つのものと2つのものを使い分けられますね!
バッテリーが心持たない
バッテリー小さめで、少しバッテリー切れの心配はしてしまいます。
通学中に使っていましたが、1日ではバッテリー切れにはなりませんでしたが、2日目の朝聞いている途中で電池が切れてしまいました。
また夜行バスに乗っている間にも使ってみたのですが、サービスエリアでの休憩の際には電池が切れていたので連続再生で3時間〜4時間程度が限界かなというイメージです。
可逆圧縮コーデック「apt-x」に対応している
Bluetoothオーディオは音楽を無線で送るために圧縮して送信しています。
圧縮しないとBluetoothの転送速度では再生することができないので圧縮しているわけですが、最近のBluetooth4.0などの規格になると転送速度がアップし、圧縮率を低くして、なるべく高音質で転送することができます。
ですが、それでも圧縮されています・・・
圧縮の際には人間の耳に聞こえにくい低音と高音を削ることが多く、そのせいでどうしても音質が劣化してしまいます。
そして圧縮の際に削った低音と高音は元に戻ることはありません。
ですが、apt-xでは圧縮の際に元の状態に戻せる圧縮方式を採用しており、スマートフォンで圧縮してからイヤホンに無線で転送、イヤホンで解凍し再生を行っているので音質の劣化がかなり抑えられています。
スマートフォンがapt-xに対応していれば使えるので気軽に何も気にすることなく高音質で聞くことができるのは非常に良いですね!
まとめ
音質が良いのでおすすめ!
個人的にはすごく好みの音になっていて、音質は良いように感じました。
好みは人それぞれですが、低音〜中音が心地よく鳴るイヤホンをお探しであれば是非試してみてはいかがでしょうか?
安くはないが、高くもない金額
確かに安くはないですが、特段高いというわけでもない金額で1000円程度のイヤホンを使っている人からすればグレードアップとなりますが、そこそこいいイヤホンを使っている人にとっては買い替えの際には負担にならない程度の出費だと感じる金額です。
その為いきなり高級なイヤホンはちょっと・・・という人におすすめできるミドルスペックなBluetoothイヤホンと言えるのではないでしょうか?
今回はここまでです。
ではまた!
コメント