今話題のVRという物をご存知でしょうか?
最近ではゲームもVRを採用し、より人間が画面の向こう側と近くなりました
SONYのゲーム機であるPS4では周辺機器としてPlayStation VRを展開し、よりゲームの世界へのめり込めるようになりました
そんなVRですがまだまだ対応機器は高く、VRデバイスだけで数万〜数十万円もします
更に求められるハードのスペックも非常に高く、パソコンでは数十万クラスのパソコンで必要環境をやっと満たせる程度、快適に遊ぶとなると100万近くもかかるパソコンが必須となります
そんなVRを皆さんお持ちのスマートフォンで、手軽に楽しめるVRメガネを提供いただきましたのでご紹介します!
VRとAR
VRと似たものでARというものもあります
まずはその違いについて軽く説明します
VR(Virtual Reality:仮想現実)
VRとはVirtual Realityの略で仮想現実を指します
仮想現実ってなに?
仮想現実とは仮想的に作られた現実世界という意味です
つまりは今私達が居る現実世界をコンピューターを用いて再現するというものです
仮想的に作られた現実のため、現実世界にそっくりな偽物ということですね
VRには何が必要なの?
ヘッドマウントディスプレイが必須となります
(Head Mount Displayをの頭文字を取ってHMDと呼ばれることもあります)
ヘッドマウントディスプレイとは頭にかぶるタイプのディスプレイを指します
ヘッドマウントディスプレイに人間が立体と錯覚するような映像を映し出すことで現実世界に似せた仮想世界を体験することができます
ヘッドマウントディスプレイだけではモニターが目の前にあるだけに見えるので真のVRとは呼べません
実際はヘッドマウントディスプレイにモーションセンサーなどが搭載されたVR機器が必要です
そのVR機器がPlayStation VRやHTC Vive、Oculusと言ったヘッドマウントディスプレイとなります
これらには傾きを検知するセンサーや利用者の体勢をチェックするためのセンサーを搭載しており、利用者の状態を取得できます
また高スペックなマシンが必要となります
PS4や高スペックPCが必須なので非常に敷居が高くなっています
AR(Augmented Reality:拡張現実)
拡張現実ってなに?
現実世界に情報を付加することをいいます
あくまでもベースは現実世界で現実世界に新たな情報を付加し、表示することを指します
ARには何が必要なの?
ARにはそんなに特別な機器は必要ありません
皆さんのスマートフォンでもARは体験することができます
例えばカメラに写したなんでもない場所に恐竜が現れたり
なんでもない場所から敵が出てきて倒すゲームをできたり・・・
逆に言えばカメラさえあればARは簡単に体験できます
また現実世界に3Dモデルなどを合成するだけなので処理能力もあまり必要でなく、3DSなどの比較的非力な端末でも可能です
EC Technology VRメガネ
EC Technologyさんより提供していただきました
外観
外箱はかなりシンプルで一見すると何かはわかりにくいです
商品のイラストもそんなに大きくは描かれていないので説明されないと何かわからない気がします
また上面には中国語で「換一个方式, 看世界, 一切皆有可能!」と書かれています
翻訳すると「世界を見るための方法については、何でも可能です!」とのことです
おそらく簡単にVRを見れることをアピールしているのだと思われます
本体は白を基調にしたデザインです
謎の宇宙人のロゴとJPWAY VRの文字が入っています
ロゴが入っている部分はスライドして開けることができ、カメラを使用したVRアプリも使用可能となっています
本体以外の内容物は説明書とクリーニングクロス、スマートフォンの位置を調節するためのクッション材とクッション材を貼り付ける位置の説明の紙です
説明書は日本語対応していますが翻訳なのか少し日本語が変です
覗く側はこんな感じです
一般的なVRメガネという感じですね
本体上部には視界の左右を調節するためのツマミがついています
このつまみを左右に移動させて左右の視界を調節できます
人によって目の位置には違いが有りますのでこういった配慮は嬉しいです
このようにつまみを動かして視界の左右を調節できます
本体左側に3つのスリットが空いています
ここからイヤホンやUSBメモリなどをスマートフォン本体に挿すことが出来るとのことです
本体右側にも3つのスリットが空いています
ここからイヤホンやUSBメモリなどをスマートフォン本体に挿すことが出来るとのことです
本体右側からスマートフォンを入れる関係上、スリットの形が左右で違います
本体右側のスリット部分からトレイを引き出すことができます
トレイはこのようになっており、4~6インチのスマートフォンに対応しています
4インチのiPhone5を装着するとこのようになります
※画像ではサイズがわかりやすい様に、実際に使う際とは表裏逆に装着しています
5.7インチのNexus 6Pを装着するとこのようになります
実際に色々試してみる
今回は所持端末の中で一番スペックが高く、大画面なNexus 6Pで体験してみました
まずはド定番のジェットコースターの体験アプリを試してみます
[appbox googleplay com.frag.vrrollercoaster]
結構リアルで吐きそうになりました・・・
オタクはか弱い生き物なので仕方ないですね
流石にスマートフォンで体験できるレベルなので余り画質は良いとは言えませんが雰囲気を味わうだけならアリですね!
またスマートフォンのスペックも結構要求される様に思われます
(本体温度が結構上昇したため発熱対策も必要かも知れません)
続いて2次元の女の子に耳かきしてもらいましょう!
[appbox googleplay com.dlsite.nagomimi]
無料で女の子に耳かきしてもらえるなんて良い時代になったものです・・・
このアプリのPV動画を見ていただければわかるかと思いますが、結構リアルでびっくりしました
また耳かき中に上を向いたりすると「こーら、上を向いてると耳かき出来ないでしょ!」と怒られたりするなど結構忠実に作られています
端末によっては音量ボタンや電源ボタンが干渉する
今回はNexus 6Pで試してみたのですが、音量ボタンや電源ボタンが干渉し、装着するとボタンが押された状態になる事が多々有りました
微妙な角度調節などである程度緩和出来るのでそこまで問題はありませんが、側面にボタンがついているタイプの端末はできれば避けたほうが良いかもしれません
画面サイズは5インチ以上がオススメ!
実はNexus 6P以外にもNexus5でも実験したのですが、視界が結構狭くなり、これ以上小さい端末ではVRの臨場感が薄れそうだなと感じました
その為できれば画面サイズが5インチ以上あるスマホを使用することをおすすめします
iPhoneで言えばiPhone 6以上のサイズをオススメします
まとめ
未来はすぐそこまで来ている
VRやARは昔から徐々に周知され、色々な方法で実現されてきましたが、未来はすぐそこまで来ているなと感じました
VRやARは最先端技術で一般の人が簡単に体験できるものではありませんでしたが、最近では誰でも持っているスマートフォンと2000円程度のキットで体験できると考えると良い時代になったなぁ・・・と感じました
DMM.comでは現在VRで撮影されたアダルトビデオの販売なども開始されているようですし、技術発展の速度には驚かされますね
そんなこと言っても「偽物」でしょ?
確かにVRは現実世界を仮想的に作り出した、言わば「偽物」には間違いありません
百聞は一見にしかず、一度体験してみてください
体験してみれば意見は変わってくると思います
今回はここまでです
ではまた!
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