大阪で開催されたXperiaアンバサダーに参加し、それからXperia Z5のモニター機を借りているのですが、やはり気になるのが発熱ですね
ということで今回は主に発熱に関する記事です
1. 前作Z4での発熱
以前の記事
【Xperiaアンバサダー】気になるXperia Z4の発熱について
Z4の発熱について
Z4では最先端技術を多く盛り込んでいます
もちろんCPUも最新型・・・・
そうですQualcomm Snapdragon S810を搭載しています
このCPUの特徴は4コアCPU x2 = 8コア(オクタコア)というハイエンド構成です
中性能CPUと高性能CPUを2つ組み合わせることによって他のCPUとは桁違いのパフォーマンスを発揮します
ですがそれゆえに発熱量も桁違い!
ものすごく熱いです・・・・
発熱の割には他のCPUに負けてしまう
発熱量がすごい割には他のCPUにベンチマークスコアで負けてしまいます
というか逆にいうと発熱した際にクロックダウンするのでその点で劣っています
もうこれよくわかんねぇな・・・
最強CPUを謳っておきながら4コア(クアッドコア)のS805や6コア(ヘキサコア)のS806に負けてしまっているので非常に微妙ですね・・・
2. SONYはあえてオクタコアを使っていく
前作のZ4の際の発熱問題はSONYもちゃんとわかっている
このブログもそうですが、その他ブロガーさんやTwitterなどでも散々騒がれているので流石にSONYさんもZ4の発熱問題は把握しています
アンバサダーで借りたあとにソフトウェアアップデートで発熱はそこそこマシになったようです
クロックダウンやコアを殺すといったオクタコアの強みを殺すようなことはせずにCPUのチューニングでの対応だったようですが、やはりまだカメラ使用時などには発熱が顕著に現れているようです
でもあえてSONYはオクタコアを推していく
でもあえてSONYはオクタコアを推していくそうです
他とは違うハイスペックを維持するためと言っていました
これが吉と出るか凶と出るか・・・
3. Z5での発熱対策
ヒートパイプを増やした
ヒートパイプを1本から2本に増やし、太さもかなり太くなりました
これによりかなり放熱性が上がり、クロックダウンが起きにくくなっています
カメラの放熱性も上昇、連続録画時間がより長くなった
ヒートパイプをカメラの方まで伸ばすことによってカメラモジュールの冷却にも一役買っている様です
4K動画の録画時間などもかなり長くなっています
今回もフル装備で・・・
今回も前回のZ4に続き、ヒートシンクを装備で使用しています
手軽に発熱対策ができるので発熱で悩んでいる方は是非使ってみてください
結局発熱は抑えられた?
発熱はやはりしますが、かなり抑えられているように思います
カメラ撮影時もすぐにアツアツになる感じもなく、徐々に温度が上がっていく感じでした
時期的な物もありますが、Z4のように70度を超えることもほぼなく、特段負荷を掛けなければ熱くても55~65度程度で収まっていました
これはかなりの進化だとは思います!
でも発熱はやはり多め?
それでも手持ちのどのスマホよりも熱くなりやすいので発熱はやはり多目ですかね・・・
クアッドコアなんて眼中にない様な発熱量ですね・・・
試しにデレステことアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージを3D標準でのプレイですが発熱がひどく、途中でクロックダウンして逆にカクつく事態となりました・・・・
同時にスクリーンレコードしているとスクリーンレコードが異常終了してしまいました・・・
デレステのスクリーンレコード時にはヒートシンクと送風による冷却をオススメします
送風する際はこういったUSBファンを使うといいかもしれません
こちらは風量が非常に強く、おすすめです
デスク元のミニ空調としてもおすすめです
※ただし少し音はデカ目です
4. 性能重視ならXperia?
オクタコアは圧倒的?
ではないです
正直性能重視ならXperiaとはお世辞にも言えません
確かにクアッドコア機よりもサクサクで快適はあるものの、発熱がかなり多いので使っていて不安になりますね
さらに発熱が多くなるとクロックが落ちてそれほど重くない処理もカクカクするので諸刃の剣という感じはします
ベンチマークでもヘキサコアのほうが優勢?
実はZ4(オクタコア)よりもNexus6(ヘキサコア)の方が性能がいいとかどうとか・・・
コア数が全てを決める要因ではないですが、少なくても処理能力ではNexus6のほうが優勢なんですよねぇ・・・
SONYさんは今後もオクタコアCPUを搭載してくとのことですが、S810の改善版やまたS810を使う場合でももっと発熱対策には気を配って欲しいですね・・・
5. まとめ
Z4は試作段階?
そもそも海外ではZ4をZ3 Plusという名前で売っていたりしているところからもわかるようにZ4は完成品ではなかったように思えます
最新機能を積んで入るものの、発熱が全てを残念にさせている気がします
またオーディオに関してはZ4では対応していないところがありましたが今回のZ5で全て対応というところを見てもZ4は試作機にように思えます
Z5こそが完成形という感じがしますね
CPU性能は頭打ち?
そろそろCPU性能の向上が難しくなってきています
PCのCPUもそうですが、クロック戦争時代を経て今の省電力、消費電力あたりの処理能力重視の時代になってきているようにスマホのCPUもクロック戦争が終わり始めています
今は高クロックよりもより省電力でどれだけ動くかが重視され、各社性能を維持しつつプロセスルールをより縮めようと・・・・
ってこんな話しても分かる人は少ないですね(白目
とりあえずスマホのCPUもそろそろ頭打ちということですね
現行最強であるKirinシリーズやS806、S810シリーズよりも飛躍的に性能が向上することは少ないと思います
発熱は抑えられてはいるが、そもそもスマホにはオーバースペック?
前回のZ4に比べるとZ5はかなり発熱が抑えられていて4K動画撮影時間なども伸びていますが、それでもスマホに対してオーバースペックだとは思います
CPU性能もそうですが、あの小さいスマホの筐体に最近やっと普及してきた4Kビデオを撮影できる機能がある時点でスマホにとっては異常なことだと思います
iPhone6sも4Kビデオの撮影に対応しましたが、そもそもの話ですが、スマホのカメラセンサーで4Kビデオ自体に無理があります
解像度は4Kになりますが、ビットレートなどが微妙になってしまいます
そのためスマホにそもそも重荷な気がしますね・・・・
今回はここまでです
ではまた!
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