デュアルカメラ搭載のファブレット「Mi5s Plus」のカメラ性能はどうなの?
スマホのカメラはかなり進化して最近ではデジカメ顔負けの機能や画質で撮影することができるようになりました。
今回はそんなカメラ性能に迫っていきたいと思います。
Xiaomi Mi5s Plusのデュアルカメラ
カラーとモノクロの組み合わせ
Mi5s Plusはカラーで撮影できるセンサーとモノクロで撮影できるセンサーを組み合わせてより色鮮やかに写真を撮ることができます。
カラーで撮影、モノクロで色調補正を行う技術を利用しているようです。
その為Huawei P9などの様な疑似的にF値を再現したり、後からフォーカスし直す機能は搭載されていません。
モノクロが綺麗!
スマホのカメラはかなり進化し、今ではOS標準のカメラアプリでも様々なエフェクトなどを書けることが出来ます。
そのエフェクトの中に「モノクロ」がある機種も多いかと思います。
カラーで撮影した写真をモノクロ処理することによってモノクロを再現していることがほとんどです。
ですがこのMi5s Plusはモノクロカメラをそもそも搭載しているのでモノクロ撮影時にはモノクロカメラで撮影します。
その為モノクロ写真は綺麗に映る気がしますね!
主なスペック
有効画素数 | 1320万画素 |
ピクセルサイズ | 1.12μm |
ISO感度 | 100-1600 |
F値 | F2.2 |
RAW撮影 | 可能 |
35mm換算焦点距離 | 34.8mm |
最大撮影可能解像度 | 写真:4160x3120px 動画:4K(3840×2160) |
作例
Mi5s Plusはシングルモード(カラーセンサーのみ)とステレオモード(カラーとモノクロで撮影、合成)の2種類の撮影方法があります。
キャプションにモードを書いています。
ステレオモードにすると色鮮やかに写っています。
解像感に関しては普通かなぁと言う感じ。
モノクロも結構綺麗に撮れます。
続いてラーメンをパシャリ。
器の色がステレオの方がより鮮やかで明るく写ってます。
ディテールも崩れていないのでデュアルカメラは結構いい感じだと思います。
続いてヨドバシカメラ梅田を撮影してみました。
夕暮れだったので暗めですが、ステレオモードではすこし明るくなっていますね。
明るくなりますが、白とびはしてないのでかなり好みな写真に仕上がってます。
このブログや管理人のTwitterでは定番の牛丼です。
この写真では背景ボケを狙って撮影しましたが、結構背景がボケていることがわかりますね!
フォーカスが合っている部分は解像感も高いです。
真っ暗闇を撮影するとこんな感じでした。
ちなみに同じ場所をNexus 6Pで撮影するとノイズまみれではありますが、一応写ります。
Nexus 6Pは暗所に強いのでそれと比べるのはナンセンスかもしれませんが、暗闇にはそれほど強くないという結果になりました。
ステレオモードのメリット、デメリット
このようにカメラにこだわっているMi5s Plusですが、デュアルカメラにはメリット、デメリットがあります。
メリット
- 色鮮やかに撮影可能
- より明るく撮影可能
メリットとしては上記が挙げられます。
特に色鮮やかに撮影可能なのは非常に良く、風景、料理、人物等など様々な場面でより綺麗に撮影することが出来ます。
モノクロのでのデータを合成しているので明るさも若干補正されるのでとりあえず迷ったらステレオモードでOKという感じですね。
デメリット
- HDRが使えない
- たまに撮影できない、合成に失敗する
ステレオモードの弱点としてはHDRが使えなくなります。
HDRがないとそこまで困る場面ってない気がしますが、明暗が激しい場面などではステレオモードでも黒つぶれや白とびしそうですね。
またたまにシャッターボタンを押してもシャッターが切れない時や、合成に失敗して変な写真が生成されることがあります。
これはソフトウェア側の問題なのでアップデートで改善することもあるかもしれませんが、少し不便です。
まとめ
フラッグシップモデルだけあって綺麗
他社と比べるとやはり差などは出てきますが、Mi5s Plusの写真は結構綺麗だなと感じました。
私の所有している端末の中ではダントツ綺麗というほどではありませんが、デュアルカメラでより明るく、より鮮やかに撮れるので満足です。
ご飯もメシウマに撮れるので良いですね。
よく言うなら後からフォーカス出来る機能を付けて欲しい
フラッグシップモデルであるMi5s Plusには一度撮影した写真のフォーカスを後からすることが出来ないのですが、廉価モデルであるRedmi Proにはその機能が搭載されています。
欲を言えばその機能をMi5s Plusにも付けてほしかったですね・・・
せっかくのデュアルカメラなのでそういった目玉機能があれば更に良かったのでは無いかと思いました。
今回はここまでです。
ではまた!
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