そこそこ軽量だけど、ゲームもできる!MSI PS63-8SC-035JP レビュー

「ハイクオリティのPCゲームを外でもサクサクにプレイしたい」
これはPCゲーマーなら一度は考えることではないでしょうか?

三度の飯よりゲーム、土日は家にこもってゲーム、次の日が学校・仕事でも関係なく遅くまでゲーム。
そういったゲーム好きな人ならわかってくれると思うんですが、帰省って意外と暇なんですよね・・・
いや、別に実家に帰りたくないとかそういうわけではないんです!

でも自分の家ではないので、PCもなければゲーム機もない。
スマホとかSwitchとかの携帯ゲーム機でならゲームはできるけど、本当はガッツリバトロワゲーをやりたい!

今回はそんな人におすすめできる「そこそこ軽いけど、割とサクサクにゲームできるゲーミングノートPC」のご紹介です。

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ゲーミングノートPCはでかい、重い!

ノートPCはピンキリで最低限動けばいいってレベルの格安ノートから、デスクトップ顔負けの性能を発揮するモンスタースペックなノートまで色々あります。

その中でも最近ホットなのが「ゲーミングノートPC」というジャンル。

数年前までは「ゲーミング」と言ってもノートPCに載せることができるグラフィックボードの性能があまり良いものとは呼べず、「重くて高い割に、デスクトップにかなり劣るスペック」というイメージが強かったと思います。

実際、筆者もそのイメージが強いので、今までゲーミングノートPCというものを買ったことは愚か、使うことすら考えたことありませんでした。

ですが、最近Apex Legendsにガッツリハマっていて、ちょうどノートPCのパワー不足も感じていたので、色々調べてみました。

調べた結果は以前の記事をご覧ください。

外でもPCゲームしたい!でも重いのは嫌だ! 外でも軽量装備でPCゲームする方法を考えてみた。

結局、重さと性能を両立するのは難しい

結局の所、重さか性能のどちらかを選ばないといけないというのが現実です。

性能に関しては数年前より飛躍的にアップしており、デスクトップと変わらないパフォーマンスを発揮するモデルも多く存在します。

それこそ、GTX1080やRTX2080などの上位モデルのグラフィックボードを搭載したノートPCも多く存在し、2kg前後のボディにそんなハイエンドグラフィックボードが搭載されており、まさに持ち運び可能なゲーミングPCというレベルのものも最近では出ています。

ですが、やはり気になるのは重さ。

ゲーミングノートPCは本体が2kgオーバー、ACアダプターも大型なので、本体・マウス・ACアダプターを合わせると3kgぐらいは軽々と超えてしまうことも・・・

ヒョロヒョロモヤシの筆者が3kgのパソコンを背負って移動するのはなかなか辛いものがあります・・・

かといって軽いものを選ぶとグラフィック性能は一気に落ち、内蔵グラフィックよりは格段に性能が上がるけど、ゲームは厳しいレベルのMX250などになってしまいます。

ドラクエXなんかであれば問題なく動くようですが、今回動かしたいのではPUBGやApex LegendsといったガッツリPCゲーといえる様なバトロワゲーです。

更に言うと”バトロワ”なので、ある程度のfpsを確保しないとまともに交戦すら出来ません。

そんななか1.19kgという軽量ボディでGTX1050 Max-Qを搭載したMSI PS42を見つけましたが、残念ながらGTX1050 Max-QではApex Legendsを満足に動かすのは無理そうというのが結論です。

1.6kgだけどApex Legendsがサクサクに動くやつがあった

そうです、今回の主役こそが「そこそこ軽いけど、割とサクサクにゲームできるゲーミングノートPC」こと「MSI PS63 Modern 8SC」です

外観

外箱

本体
ディスプレイサイズは15.6インチと持ち運びにはちょっと大きめのサイズかも?

天板はメタリックでマットな仕上げ

付属品
ACアダプターの他にType-C 有線LANアダプターが付属している

横長で広々としたタッチパッドと無理ない配置のキーボード
マウスカーソル移動中にポジションを変えることなく使えます

タッチパッド左上には指紋センサー搭載
軽く指を置くだけで簡単にログインできます

右側面
USB3.2対応のUSB Type-A 2ポートとmicroSDスロットが搭載されている

左側面
左から充電ポート、HDMI、USB Type-C、USB3.2 Type-A(QuickCharge 3.0対応)、ヘッドホン端子が搭載されている

スペック

項目PS63-8SC-035JP
OSWindows 10 Home 64bit
ディスプレイ15.6インチ、フルHD(1,920×1,080)、ノングレア、狭額縁デザイン
CPUインテル® Core™ i7-8565U (1.8GHz / Turbo 4.6GHz / 4コア8スレッド)
GPUNVIDIA® GeForce® GTX 1650 Max-Q デザイン 4GB GDDR5
チップセットCPU内蔵
メモリ16GB(8GB ×2)DDR4
メモリ空きスロットなし(2スロット合計最大32GB) ※弊社指定販売店でのみ増設可能
SSD512GB(M.2 NVMe)
SSD専用空きスロットM.2 SATA3 専用空きスロット ×1 ※弊社指定販売店でのみ増設可能
無線LANインテル® Wireless-AC 9560 (IEEE802.11 a/b/g/n/ac+Bluetooth 5)
キーボードシングルカラーバックライト内蔵テンキーレス日本語キーボード
スピーカーステレオ2スピーカー
映像出力端子HDMI ×1, USB3.2 Gen1 Type-C(映像出力対応)×1
メモリーカードリーダーmicroSDXC/HC対応microSDカードリーダー
I/OポートUSB3.2 Gen1 Type-C(映像出力対応)×1
USB3.2 Gen2 Type-A ×1
USB3.2 Gen1 Type-A(QC3.0対応) ×1
USB3.2 Gen1 Type-A ×1
ヘッドホン出力 / マイク入力 コンボジャック ×1
バッテリーリチウムポリマー内蔵型 4セル 5,280mAh
ACアダプタ専用ACアダプター付属
セキュリティー機能指紋認証リーダー
本体サイズ(W×D×H/MM)356.8×233.7×15.9(mm)
本体質量1.6Kg(バッテリー含む)
バッテリー駆動時間16時間(JEITA 2.0)

筆者は1TBのSATA SSDを追加して購入しました。

薄い、軽い

まず手にとって感じたのは「薄い」「軽い」ですね。

ゲーミングノートPCというと「分厚くて、ゴツくて、重いやつ」みたいなイメージですが、PSシリーズはビジネス用と位置づけられていることもあり、携帯性もある程度確保されています。

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厚さは15.9mm、重さは1.6kgとノートパソコンとしては割と薄くて軽い部類に入るかと思います。

この筐体にGTX 1650 Max-Qデザインを搭載

そんな薄くて軽い筐体になんと「GTX 1650 Max-Qデザイン」が搭載されています。

Max-Qデザインはノートパソコンに最適化されたシリーズで、性能はデスクトップ向けはもちろん、モバイル向けの無印にも劣っていますが、GTX 1650自体の性能が結構高いのでそこは問題なし。

Apex LegendsをFHD 中設定程度で70FPS前後を維持できます。

CPU内蔵グラフィックとしてIntel UHDグラフィックス 620も搭載しているので、バッテリー駆動時に消費電力を抑えながら動画を見たいなんて時には、CPU内蔵グラフィックでハードウェアアクセラレーションの恩恵を受けることができます。

ただし排熱には注意

この薄くて軽い筐体に高性能なGPUは無理があるのか、排熱に関してはかなりギリギリな印象です。

Apex LegendsをプレイしているときはCPUとGPUの冷却ファンは常にフル回転、画面をキャプチャーするためにHDMIからキャプチャーボードに映像を出力するとCPU内蔵グラフィックが悲鳴を上げてスロットリングが多発し、カクつくことが結構ありました。

それなりにクーラーが効いた部屋でそんな感じなので、真夏にクーラーの効いていない部屋でのゲームは無理がありそうです。

排熱対策としてノートPCの冷却台なんかを一緒に買うのをおすすめします。

筆者は外でゲームするために買ったので、冷却台以外の方法ということで「放熱シート」を貼っています。

放熱シートは熱を吸収するので放熱面積が稼げますが、シートに移った熱を放熱しなければならないので、家でデスクトップ的に使う場合は冷却台と一緒に使うのがいいでしょう。

中程度の負荷までであれば効果ありそうですが、高負荷が続くゲーム中などはあまり意味がないかもしれません。

それに加えて「持ち運べる冷却台」ということで角度をつけることができるスタンドのようなものを購入しました。

MSI PS63は底面から吸気しているので、角度をつけてあげるだけでもかなり排熱が強化された・・・気がします。

CPUは微妙に非力?

このランクのゲーミングノートPCだと大体が”Hモデル”のCPUを搭載しているのですが、MSI PS63は”Uモデル”のCPUを搭載しています。

”Hモデル”は高性能モデルで、CPUのコア数やクロック数が高めという特徴があります。

それに対して”Uモデル”はUltraBook向け製品として登場したモバイル向けCPUで省電力で低発熱ですが、その分CPU性能はHモデルに劣っています。

普段のブラウジングやちょっとした作業、ゲームプレイなんかでは特に問題ないのですが、動画編集や写真加工、動画配信などのCPUバウンスな(CPUに偏っている)処理だと性能不足を多少感じました。

感覚的には「もうちょっとで快適なのに!」って感じのもどかしい感じですね。

性能が低すぎる場合は諦めればいいだけの話ですが、ちょっと惜しいんですよね・・・

指紋センサーは普通に便利

正直、ここはそれほど期待していなかったのですが、あるとかなり便利ですね!

家のパソコンは物理的に自分と彼女以外が触ることがないのでパスワードをかけていませんし、スマホやタブレットはすべて指紋認証、今まで使っていたノートPC「LG Gram 14」には簡単な文字列も指定できるPIN入力でロックを掛けていました。

かなり短めのPINコードだったので、入力は大した手間ではありませんでしたが、MSI PS63に変えてからはさらにストレースフリーになりました。

ノートPCの指紋認証というと感度が悪く、何回もやり直してやっと解除できるようなイメージがあったのですが、時代は進歩しているのですね・・・

しかも認証完了後もログイン処理も爆速なので、スマホの指紋認証と変わりなく使えます。

うーん、これはいい意味で期待を裏切られました。

USBで充電できないのは残念

正直これは困るというのが「USBで充電できない」という点ですね。

ノートPCはもともとUSBで充電できませんでしたが、USB PDが登場してからはUSB PD対応のモバイルバッテリーから充電することができる機種も多く登場していました。

2つ前に使っていたMacBook 12インチはもちろん、前に使っていたLG Gram 14もUSB PD対応の電源さえあれば充電できたので外で電池切れになることはありませんし、スマホやタブレットと充電器を兼用できたので荷物が減るという利点もありました。

ですが、今回購入したMSI PS63はUSBでの充電には対応していません。

MSI PS63からQuickCharge 3.0対応の電源を供給することは可能ですが、残念ながらUSBから本体を充電することはできません。
ノートPCからスマホやタブレットを充電することが多い人にとっては便利かもしれませんが、筆者はあまりそういう使い方をしないので正直、微妙です。

幸いACアダプターはそれほど大きくないので、重量がアホほど増えることはないですが、とはいえ外で気軽に充電できないのは筆者にとっては痛手でした。

あと、付属していたACアダプター用のケーブルが長かったので、短めの電源ケーブルを別途購入しました。

その他にも色々便利そう

ここで上げたもの以外にも色々なものが入っていて、クリエイターには嬉しいディスプレイの色精度を調節できる「True Color テクノロジー」や、「PowerDirector」「ColorDirector」「AudioDirector」などの動画編集ソフトの特別版がバンドルされていたりなど、結構色々ついています。

擬似的に5.1chや7.1chを再現するバーチャルサラウンド機能も搭載されているので、音響もバッチリです。

うーん、これ弱点ある・・・?

だいたいなんでもできちゃうじゃん?という感じですね。

ただし、バーチャルサラウンド機能に関しては注意が必要

バーチャルサラウンド機能に関しては注意が必要で、ゲームとの相性かもしれませんが、音が正常に聞こえないことありました。

買ってすぐにApex Legendsをインストールして動かしてみたのですが、起動すると音がどうもおかしく、調べてみるとバーチャルサラウンド機能が原因でした。

2chのヘッドホンを接続しているのにも関わらず、5.1chサラウンドが適応されており、音が遠ざかったり近づいたりするのを繰り返すような感じになっていました・・・

デフォルトでインストールされている「Nahimic 3」のユーティリティアプリでバーチャルサラウンド機能をOFFにしてもだめだったのですが、Nahimic 3をアンインストールし、サウンドボードのドライバーを再インストールすることで解決しました。

MSI PS63以外にもMSIノート全般に入っている機能みたいなので、困っている人はNahimic 3のユーティリティをアンインストールし、サウンドボードのドライバーを入れ直してみてください。

ちなみに・・・

ちなみに今回紹介したMSI PS63ですが、同じPS63でもモデルが複数存在し、モデルによってスペックが違うので注意が必要です。

GTX 1050 Max-Qデザイン搭載のモデルもあるので、購入の際には間違えないように注意してください。

今回購入したのはGTX 1650 Max-Qデザイン搭載の「MSI PS63-8SC-035JP」です。

「PS63-8RC-001JP」と「PS63-8RC-023JP」はGTX 1050 Max-Qデザイン搭載なので、スペックが大幅に違います。

今回購入したGTX 1650 Max-Qデザイン搭載のMSI PS63-8SC-035JP

同じ筐体でGTX 1050 Max-Qデザイン搭載のMSI PS63-8RC-023JP

まとめ

探すのに意外と時間がかかった

筆者はノートPCを選ぶ時は意外とサクッと決めてしまうタイプなのですが、今回はゲームをしたいということでかなり悩みました。

重さと性能のバランスが難しく、「重すぎず、性能が低すぎず、でも重すぎず」みたいなことで仕事中もずっと悩んでいました。

たまに持ち歩くぐらいならいいんですが、取材なんかでも持っていくことがあるので、重すぎると流石に辛いので1.3kgぐらいまでで・・・と考えていたので、最初はMSIのPS42が候補として上がっていました。

グラフィックとしてもGTX 1050 Max-Qデザイン搭載なので、「設定を下げればApex Legends動くでしょ」ぐらいに考えていたのですが、調べてみるとGTX 1050 Max-QデザインだとApex Legendsは厳しいとのことだったので、もう少し性能をあげないといけなくなりましたが、これ以上重いのもなぁーうーん・・・みたいな葛藤が数週間続いた気がします。

2kgは重すぎるけど、外でゲームしたい人には刺さる製品

意外とそういう人いそうな気がします。

「2kgもするゲーミングノートPCを持ち運ぶのは厳しいけど、外でゲームしたい時あるんだよなぁ・・・うーん・・・」みたいな感じに思ってる人にすごく刺さる製品だと思いました。

ちなみにMSI以外でこの性能で2kg切ってる製品はほとんどありませんでした。
多少はありましたが重さが1.9kgとかなので、もうそれほぼ2kgやん?みたいな感じでしたね。

筆者のような「重いのは嫌だけど、ゲームはしたい」というわがままPCゲーマーはぜひとも検討してみてください。

ちなみに秋葉原のPCショップ arkさんにはPS63のGTX 1050 Max-Q搭載モデルの実機があるので、東京近郊に住んでいる人は実際に見に行くのもありですね。

性能は違えど重さは一緒なので、実際に持ってみてから決めれます。

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