Type-CとMicroUSBで使用可能なOTG対応USBハブをご紹介!
皆さんMacBook使ってますか?
新型MacBook ProやMacBook 12インチモデルはフルサイズUSB(Type-A)が全て撤廃され、USB Type-Cのみ搭載となっています。
その分端子が小さくなり、本体が薄く、軽くなることを助けています。
ですがその分拡張性も落ち、何をするにも変換アダプターを使うことになってしまいました・・・
今回はそんなMacBookやスマートフォンに使えるOTG対応のUSBハブをご提供頂いたのでご紹介です!
OTGって何?
e-wordsには以下の様に書かれています。
OTGとは、USBの規格策定を担うUSB-IF(USB Inplementers Forum)によって2001年12月に策定された、パソコンを介することなくUSB機器を相互に接続するための規格。USB 2.0の追加仕様という形で仕様が定められた。
「USB OTG」、「USB “On the Go”」とも表記される。OTGとは|USB On-The-Go|USB OTG - 意味 / 定義 / 解説 / 説明 : IT用語辞典より引用
OTGという名前はよく聞きますが、On The Goの略だったとは・・・
意外と知らないものですね。
要はパソコンを使うことなくUSB機器同士を繋ぐ規格の様です。
パソコンを使うことなくUSB機器同士を繋ぐ規格なのにPCの拡張性をあげる為に使うというのも微妙な感じはしますね・・・
ハイブリッドワークス OTG USBハブ
ハイブリッドワークスさんよりご提供頂きました。
Type-C向けのものとMicroUSB向けの物を頂いたのでどちらもレビューしていきます。
おまけでルートアールのUSB簡易電圧・電流チェッカーも頂きました。
Type-C OTG USBハブ
こちらはType-C対応のUSBハブです。
この価格帯なのになんと56kΩ抵抗を搭載しています。
最近のType-Cケーブルでは当たり前となってきましたが、まだまだ粗悪品も多いのでメーカーが明記しているだけでも安心感がありますね。
説明書は日本語対応で日本人に優しいですね。
USB3.0はWi-FiやBluetoothで使用されている周波数である2.4GHzのノイズを発する様です。
その為このOTGハブではあえてUSB2.0を採用、Wi-FiやBluetoothと言ったタブレットやスマートフォンのライフラインとも言える通信を阻害しないようにしているようです。
初耳だったので若干疑いながらネットで調べてみると色々な情報が出てきました。
なんとIntelもそういった資料を出しているようで、信憑性が高いというか本当の事の様です。
Wi-FiやBluetoothを阻害しないのは非常に良いですね!
本体は非常にシンプルでロゴすら入っていません。
端子はもちろんUSB Type-Cです。
ハブには給電用のMicroUSB端子が搭載されています。
ここはUSB Type-Cの方が良い気もしますが、汎用性を考えるとMicroUSBのほうが良いのかも・・・?
賛否両論なところかと思います。
ポート数は4ポートです。
USBメモリ、マウス、キーボード等の消費電力の少ない物であれば全てのポートに繋いでも動作します。
ですが外付けHDDや外付け光学ドライブはちょっと厳しそうです。
MicroUSB OTG USBハブ
続いてMicroUSB対応タイプです。
こちらも本体と説明書のみのシンプルな構成。
端子はもちろんMicroUSBです。
最近は搭載端末も少なくなってきましたが、まだまだ出番は多いと思います。
Type-Cの方と同じく、こちらにも給電用のMicroUSB端子がついています。
MicroUSBのOTG USBハブなので給電用端子もMicroUSBなのは納得ですね。
給電端子の近くには謎のスイッチがあります。
このスイッチが結構便利なのです。
スイッチ | 用途 | 電源 | 備考 |
1 | OTGハブ+充電(一般的なOTG機 材用) |
電源の接続が必須 | Nexsus 7(2013)系の接続.※1 |
2 | OTGハブ+充電(Windows端 末に多い構成用) |
電源の接続が必須 | ※2 |
3 | OTGハブ専用 | —- | 通常のUSBハブ互換モード.※3 |
※1. USB端子4ピンは未接続。
※2 USB端子4ピンはGNDに68KΩで接地。
※3 USB端子4ピンはGNDにショート。
※ハイブリッドワークスより引用
このように3つのモードがあり、端末によっては充電しながらOTG機能を使用することが出来ます。
Windowsタブレットが流行り始めの頃に充電しながらOTG機能が使えるアダプター(USB1ポートのみ)が売っていましたが、今ではこんな安価なUSBハブにもそういった機能が搭載されているのは驚きです。
またスイッチを1,2にしている時はBIOSやUEFIでも認識できるようなのでWindowsタブレットのクリーンインストールなんかにも使えるかも知れません。
USBポートは4ポートです。
通常利用には十分な数ですね。
MicroをフルサイズUSB(Type-A)に変換出来るアダプターも付属しています。
普通のUSBを搭載しているパソコンにも対応しているので地味に便利です。
アダプターにMicroUSBケーブルを挿してみました。
あまり無理な力をかけると折れそうなので気をつけましょう。
またアダプタとケーブルは独立しているのでアダプタをなくさないように注意が必要です。
欲を言えばここはなくさないように紐などでくっつけてほしかったですね。
USBハブにはさまざまなソフトがバンドルされている
このUSBハブには様々なソフトがバンドルされています。
その名も「窓タブブースター Vol.1 Premium」です。
バックアップ、ディスククリーナー、レスキューキット、Wi-Fi回線モニターなどがセットになったソフトの様です。
公式サイトよりダウンロード出来ます。
インストールの際にはUSBハブの説明書に記載されているシリアルナンバーが必要です。
このソフトがあるから買うという決め手にはならないとは思いますが、興味のある人は使ってみても良いかも知れませんね。
ルートアール USB 簡易チェッカー
おまけで頂いたルートアールのUSB 電圧電流簡易チェッカーです。
お馴染みのあれですね。
内容物はシンプルです。
説明書にも説明らしきものはほぼ記載されていません。
説明書と言うより仕様書ですね。
ガジェット好きなら親の顔より見たかもしれないあれですね。
今では電圧と電流が同時に表示される物も多くありますが、ちょっと昔は電圧電流計といえばこれでした。
裏面にはスペックが書かれています。
関係ないですが、スケルトンボディってなんかロマンじゃないですか?
まとめ
あると便利なOTG USBハブ
Type-Cの出始めは「この規格流行るの?」って感じに思っていましたが、GoogleがNexusシリーズに採用したり、AppleがMacBookに採用したりと大手企業も続々と採用し、これから更にアクセサリーが増えるかと思います。
難点もありますが、端子が小さく、リバーシブルなので今後も徐々に普及していく気がしますが、そこで問題になる「下位互換」。
そんな下位互換に対応できるOTGハブは非常に心強いですね。
高くないしとりあえず買っておく系の商品
高くないのでちょっとでも使う場面があったり、今後使いそうだなとおもったらとりあえず買ってみてもいい商品だと感じました。
1000円程度で今後困るかもしれないちょっとしたことが解消できるのでオススメです。
またType-Cコネクタに関しても56KΩレジスタを搭載しているので、ある程度安心です。
今回はここまでです。
ではまた!
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