Ryzen7 2700XとGeForce GTX1660Tiでコスパ重視ゲーミングPCを作ってみた!

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突然ですが、パソコンが壊れました。

と言っても自分のではなく、彼女さんのパソコンが壊れてしまいました。

ということで、今回は彼女さんのパソコンをRyzenとGTX 1660Tiで低予算で復活させたお話です。

謎のフリーズが増えてきた

彼女さんのパソコンは7年か8年前くらいに某BTOショップにて購入したBTOゲーミングパソコンです。

当時はMinecraftがヒットし、いわゆる「マイクラ実況者」と呼ばれる人たちが人気だった頃です。
彼女さんもマイクラに興味を持ち、マイクラを快適にプレイできるパソコンが欲しいということで購入しました。

スペックはこんな感じ。

CPU:Intel Core i7 3770
RAM:8GB
GPU:GeForce GTX560
HDD:1TB

当時としては一般的なゲーミングPCのスペックで、マイクラもサクサクでした。

ですが、流石にGTX560だと限界がありますし、HDDだと起動が遅いので筆者のお古パーツや安いSSDでちょっとだけ近代化改修を施していました。

CPU:Intel Core i7 3770
RAM:8GB
GPU:GeForce GTX650Ti
HDD:1TB
SSD:240GB

格安のSSDをシステム用に追加し、筆者のお古として残っていた650Tiでグラフィックを若干強化という感じで使っていたのですが、マザーボードや電源などはそのままだったせいか、突然フリーズすることが多くなってきました。

お金で解決する方向に

本来であれば、OSのクリーンインストールやWindowsのエラーログを見るといったことをちびちびやっていくのが良いんでしょうが、今回は経年劣化というのも原因の1つだと考えてPCを新調することにしました。

数年前のCPUやGPUは今のものに比べると電気効率が悪く、環境にも電気代にも良くないのでいっその事新調することに。

今回は「予算10万円ぐらいで今後5年程度はなんとか使えるレベル」のものを目標に組みました。

パーツの選定

今回の自作PCの要件としては以下の通りです。

・マルチプレイでマイクラを快適にプレイできる
・TweetDeckで快適にTwitterできる
・気になったインディーゲームなどをプレイできる
・たまに使うPhotoshopとかIllustratorが快適に動く

かなり曖昧な感じの要件となりましたが、要はそれなりにゲームできるPCって感じですね。

CPUはCore i5以上、GPUは1060以上ぐらいかなぁ・・・と考えていたのですが、なるべく安く済ませたいので「コスパ」を重視してRyzenやGTX 1660Tiを使うことにしました。

実際に購入したパーツたち

実際に購入したパーツたち

実施購入したパーツたちがこちらです。

部品 型番 金額 購入リンク
CPU AMD Ryzen 7 2700X 28,620円 https://amzn.to/2y309tW
マザボ MSI B350M BAZOOKA 6,580円 https://amzn.to/2GMcebP
メモリ GSK F4-3000C16D-32GSXWB (DDR4 PC4-24000 16Gx2) 15,970円 https://amzn.to/2yFQ7iE
GPU Palit NE6166TS18J9-161F (GTX1660Ti 6GB STORMXOC) 31,980円 https://amzn.to/2ZzZlJo
電源 CORSAIR CP-9020101-JP(CX450M ATX450W 80+B P) 4,880円 https://amzn.to/2ZuQxo5
ケース Thermaltake CA-1J5-00M1WN-01(VERSA H26 ATXアクリル黒) 4,163円 https://amzn.to/2Yukmc0

合計金額は購入時点で92,193円でした。

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SSDとHDD、OSは前のパソコンに使っていたものをそのまま使っています。
ケースも前のパソコンのものを転用すればもうちょっと安くなりますが、ボロボロだったので今回は買い替えました。

SSDやHDD、OSも買うとなると13万ぐらいになりますかね?

スペックの割にはかなり安く済ませれたと思います。

電源のトラブル

今回はCorsair製の電源を採用しましたが、数日後に突如電源が入らなくなりました。

前のパソコンの電源を接続すると正常に動作したのでどうやら電源が悪かったようです。
初期不良を引いてしまうとは運が悪い・・・

ちなみに、Corsairの電源は負荷が低いときは静音性を上げるためにファンが回らない設計になっているので、低負荷が続くような運用をする場合は注意が必要です。

特に急ぎではなかったのですが、初期不良の交換手続きが面倒時間かかりそうなので代わりにThermaltakeの電源を購入。

Thermaltakeの電源を選んだ理由は「光るから」です。

CPUクーラーはRyzen 7 2700Xに付属してきたリテールクーラーを使っているのですが、何やら光り方とか色とかを変えることもできる高性能ゲーミングクーラーだったので、電源も光るやつが良いよねって感じのノリでThermaltakeを選びました。

Thermaltake PS-SPR-0550NHF [ABJ-1 Smart BX1 RGB 550W Bronze]

気になるスペックは?

正確なベンチマーク結果なんかは計測がめんどくさいので載せませんが、結果的に言うと満足の行くスペックを実現できました。

試しにApex Legendsをプレイしてみましたが、FHDの最高設定で60fps近く出ていました。

スモークや爆発といった処理が重くなりがちな場面でも30fpsを切ることはなかったので、FHDの最高設定でプレイも割と現実的です。

設定を少し下げれば常時60fpsを維持できるので、Apex Legendsをプレイしたい人には安くていい感じの構成かもしれません。

汎用的な高性能パソコンならRyzen + GTX 1660Tiがおすすめ

大体なんでも卒なくこなす感じの高性能パソコンが欲しい場合はRyzenとGTX 1660Tiがおすすめです。

2世代Ryzenであれば2万円前後で購入可能ですし、GTX 1660Tiも3万ちょっとぐらいで合計5万円くらいなので、高校生でもバイトすれば無理なく買える金額です。

予算があまりなければRyzen 5とGTX 1650の組み合わせにすれば35,000円ぐらいなので、そっちの組み合わせもありですね。

筆者はIntelしか興味のなかったIntel派でしたが、Ryzenはコスパが良い割に性能も高いのでおすすめです。

Intelはコアあたりの性能が高いですが、マルチコアが当たり前になっている現在はマルチコア対応も当たり前になりつつあるので、Intelじゃないとパフォーマンスが出ないソフトもかなり少なくなったと思います。

まとめ

Ryzen安くない?

Ryzenのコスパが良いというのは登場時から言われていましたが、それにしても安くない?

8コア16スレッドのCPUが3万円とかで手に入るのはCore i シリーズを1世代から見てきた筆者すればかなりの衝撃です。

Core i7 4770Kを未だに使っているので、そろそろRyzen 9あたりに変えようかな・・・。

GTX 1660Tiは"廉価"ではなく"いいとこ取り"

GTX 1600シリーズが出てきた時は「RTXの廉価モデルでしょ。GTX1070の自分には関係ないな」とか思ってたんですが、実際に使ってみると"廉価"ではないことに気づきました。

RTXの特徴である「レイトレーシング」などに対応しつつもGTX1000シリーズの設計でコスト削減を図った「いいとこ取り」のモデルですね。

性能はGTX1000シリーズの上位モデルとあまり変わらないのに、たった3万円程度で買えるGPUと言われるとGTX1000シリーズを搭載したパソコンが弱く見えてしまう・・・。

皆さんもコスパを気にする時はRyzenやGTX1600シリーズを検討してみてください。

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