高速!UHS-1対応のmicroSDをNintendo Switchと一眼で試す!
皆さんSDカード使いますか?
私はカメラで使ったり、Android端末を何台も持っているということもあり、結構使う機会が多いです。
その為microSDカードやSDカードを結構持っています。
昔に比べるとかなりSDカードも安くなりました。
今回はSDカードをKingstonさんよりご提供頂いたのでご紹介です。
SDカードの選び方
SDカードのレビューの前にSDカードの選び方をまとめてみましょう。
SDカードと言っても使う機械によっては満足に使えなかったり、そもそも認識しないこともあります。
ということでまずは適切なSDカードの選び方をご紹介です!
SDカードのサイズ規格
SDカードには規格があります。
まずはサイズの規格です。
下記の様に3つの大きさが規格として存在します。
現在はSDカードとmicroSDカードが主流です。
miniSDカードはガラケーに多く採用されていましたが、現在ではほぼ見かけることはなくなりました。
SDカードはカメラなどに多いですが、microSDにはSDカードサイズに変換するアダプターが付属していることが多いのでmicroSDを買っておけば間違いは無いかと思います。
とはいえmicroSDは物理的サイズが小さいのでSDカードよりも管理には気をつける必要がありますね。
SDメモリーカード | miniSDカード | microSDカード | |
---|---|---|---|
幅 | 24mm | 20mm | 11mm |
長さ | 32mm | 21.5mm | 15mm |
厚さ | 2.1mm | 1.4mm | 1.0mm |
体積 | 1,596mm3 | 589mm3 | 165mm3 |
重量 | 約2g | 約1g | 約0.4g |
動作電圧 | 2.7 – 3.6V | 2.7 – 3.6V | 2.7 – 3.6V |
誤消去防止スイッチ | あり | なし[注 1] | なし[注 1] |
端子ガード突起 | あり | なし | なし |
端子数 | 9ピン | 11ピン | 8ピン |
※SDカード – Wikipediaより引用
SDカードの容量規格
SDカードには上位の規格が存在します。
それがSDHCとSDXCです。
これらは基本的に下位互換がないのでSDカードのみに対応している機器に対してSDHCやSDXCのカードを差し込むと使えないこともあります。
なので機器の対応規格をしっかりと確認してから選びましょう!
一般表記 | 最大容量 |
---|---|
SD | 2Gbyte |
SDHC | 32Gbyte |
SDXC | 2Tbyte |
※SDカード – Wikipediaより引用
~2GBがSDカード、4GB~32GBがSDHC、64GB~2TBがSDXCという規格になります。
つまり対応容量によってもだいたいわかりますね!
私も過去に失敗した例があるので皆さんも購入の際にはお気をつけください。
過去記事
https://tomokin-gadget.com/?p=8506
SDカードの速度規格
速度に関しても規格というのものが存在します。
シーケンシャル最低処理速度 | スピードクラス | UHSスピードクラス | ビデオスピードクラス | 用途 |
---|---|---|---|---|
2MB/s | Class 2 (C2) | – | – | Standard-definition (SD) ビデオの撮影 |
4MB/s | Class 4 (C4) | – | – | High-definition video (HD) ビデオの録画 |
6MB/s | Class 6 (C6) | – | Class 6 (V6) | |
10MB/s | Class 10 (C10) | Class 1 (U1) | Class 10 (V10) | Full HD ビデオの録画,HD 静止画の連続撮影 |
30MB/s | – | Class 3 (U3) | Class 30 (V30) | 4K, 2Kビデオの録画 |
60MB/s | – | – | Class 60 (V60) | 8K, 4Kビデオの録画 |
90MB/s | – | – | Class 90 (V90) | 8Kビデオの録画 |
※SDカード – Wikipediaより引用
このように最低処理速度によってClassという物があります。
ISW11HTを使っていた頃(約7年前)のmicroSDはClass4が主流でしたが、今ではClass10が主流となっています。
その為安いものでもClass10という場合がほとんどです。
ですがコンビニなどではまだまだClass4が置かれているのが現実ですので、microSDを買う際には気をつけましょう。
今回は更に高速なUHS(ウルトラハイスピード)規格に対応したmicroSDカードを提供して頂きました。
Kingston microSDXCカード 64GB Class10 UHS-I U3 SDCG/64GBSP
Kingstonさんよりご提供頂きました。
パッケージはエコなタイプです
UHS-1 Class3に対応していることや、90MB/sの読み込み速度、45MB/sの書き込み速度であること、4K映像に対応していることがわかります。
開けづらさに定評のあるパッケージの形をしていますが、実際は結構開けやすかったです。
パッケージの裏面には先ほど上で説明した規格の違いなどが少し載っています。
またぼかしてありますが、シリアル番号などの固有情報も載っています。
バーコードの少し下にRUの文字があるのでロシア向けなのかも・・・?
またグローバルパッケージなので裏には多国言語でびっしりと文字が書かれています。
パッケージを開けて見ると紙の内側にはびっしりと文字が書かれています。
その中には日本語もしっかりと書かれています。
書かれている内容は保証の詳細です。
内容はmicroSDカードとアダプターのみで説明書すら入っていません。
ゴミが少ないので非常に好感を持てます。
Kingstonでは文字の色でランクを判断できるようです。
※Kingston公式サイトより引用
このように「クラス4」「クラス10 UHS-1」「Goldシリーズ」「Class10 USH-1」「USH-1 U3 90R/80W」という分け方をしているようです。
今回提供して頂いたのはGoldシリーズの64GBのmicroSDカードです。
Nintendo Switch
早速Nintendo Switchで使ってみます。
しっかりと使うことが出来ました。
スクリーンショットを撮影する際も一瞬固まったりすることなくスムーズに保存できました。
Canon EOS M2
続いてブログの物撮りをしているCanonのミラーレス一眼であるEOS M2で検証です。
今回は連写速度を検証してみました。
比較対象は普段からEOS M2に使っているTranscend UHS-1 Class1の64GBのSDカードです。
結果でこんなに差があるよ!って感じの動画を作ろうと思っていたのですが、検証した結果あまり変わリませんでした・・・
CrystalDiskMark
SDカードのような記録媒体にベンチマークをかけるのは良くないのはわかっていますが、速度を知りたかったのでかけてみました。
当ブログは実行に関して一切の責任を負いません、自己責任でお願いします
SDカードにはあまり良くないのは確かなので自己責任でお願いします。
測定した結果こうなりました。
表記されているスペックは確実に達成しています。
非常に高速でよほどのことがない限りは読み書きの速度で詰まることはないでしょう。
普段使っているTranscendの64GBのSDカードでも同じくベンチマークを回してみました。
こちらもかなりハイスコアで今回提供して頂いたSDカードと同じくらい速度が出ています。
ご購入の際にはカードリーダもご一緒に!
ここまで高速だとカードリーダもしっかりとUHSに対応した物を使用する必要があります。
今回使用したAnkerのカードリーダはUHS-1対応なのですが、Class3に対応しているとは明記していなかったので今回紹介したmicroSDをご購入の際にはUHS-1 U3(Class3)対応のカードリーダを一緒に購入することをおすすめします。
AnkerのコンパクトサイズでSDカードとmicroSDを読み込めるカードリーダです。
コスパは非常に高いです。
もう700円ほど出すとこちらのUHS-2対応のカードリーダを購入できます。
こちらであれば今回紹介したmicroSDでも十分な速度で通信することが出来ます。
まとめ
スマホから一眼カメラにまで幅広く使えるSDカード
microSDなのでスマホから一眼カメラ、アクションカメラなどにも使えるという利便性があります。
上でTranscendのSDカードと比較していますが、microSDカードの小さな面積でSDカードと同等の性能を出していると考えるとすごいと感じませんか?
とりあえず買っておく系の物
このブログでは何回も言っている気がしますが、とりあえず買っておく系の物だと感じました。
コスパも良いですし、性能も確かなので高速なmicroSDが欲しい人はとりあえず検討してみてはいかがでしょうか?
今回はここまでです。
ではまた!
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